聞き取り度は「まねられる」度合いに比例する

聞き取れないセリフは、じぶんで発話した時のリズムミラーに現れます。お手本とじぶんの頭の中に大きなギャップがあります。お手本とのギャップが縮まっていくと、聞こえるようになります。聞き取れるようになる過程で、発話のリズムミラーに現れます。

コップをあけよう① Empty your glass – but how?

物事は予定より時間がかかるということを知っていても変えられない。ホフスタッターの法則。なぜかというと、ものごとは見かけよりはるかに複雑だからです。何かに行きづまった時。心の中がいっぱいになっています。それは、何もしないじかんがないからです。何もしない、ほんの一瞬をつくるには?それには、ひと言、それを声にすることです。

Empty your glass.(コップの水をあけよう)

Be Yourself. (これから、じぶんになる)

Be yourself.(じぶんになろう)

Be yourself. このことばは「じぶんらしくあれ」とか「じぶんに正直に」といった意味で使われますが、むしろ、「じぶんになれ」です。「じぶんらしく、飾らないでいい、構える必要はない」と言われても、意識的になるほどわからなくなる。そもそもじぶんのことはよくわからないのですから、これから、じぶんになればいいのです。

Become a leaf. (一枚の葉っぱになる)

無心になる姿勢を身につけるには?たとえば、一枚の葉っぱの相手に、じぶんがなることです。物事の「原因と結果」とか、「目的と手段」という部分ではなく、それらをぜんぶをひっくるめた、じぶんを包む世界に浸ること。いえ、そんな理屈は忘れて夢中になることです。じぶんもまた一枚の風景になってしまうと、必ず気づくことがあります。

パテマータ、マテマータ II [身体で感じるから、つながる]

パテマータ、マテマータ(痛むから、学ぶ)は学びの原点です。胸が痛む。腹が痛む。心が痛む。身体で痛みを感じることが、そのまま、学びになります。学びは、じぶんと相手がつながることです。痛みの感覚が、つながりになります。痛みがなくなれば、忘れてしまいます。だから、ひとこと、声にだして言っておきましょう。痛みを感じている時に。

Pathemata, Mathemata(パテマータ、マテマータ)

ゆるす [声にしてあげてしまえば]

ゆるすことは容易ではありません。ゆるすとは、ゆるめること、ほどくこと。しばっていたものをゆるめること。しばられているものは?じぶんです。たとえ、原因(とじぶんで決めていること)がだれのせいであろうとも、しばられているのも、しばっているのも、じぶん以外にはいません。ゆるすプラクティスはひとつ。声に出してじぶんに言うこと。

I forgive you.(ゆるすよ)

「あそぶ」プラクティス③(くみあわせてつなぐ)

エンパシームでできる「さかさまつなぎ」のあそびを紹介します。見出しにいれたタイトルをふたつ、当てずっぽうに選び、論理でつないでみます。「AだからBである」という因果関係でつなぐのではなく、さかさまにして「AなのはBだから」というふうに原因を推理するパターンでつなぎます。すると発想が膨らみ、意外なおもしろさが生まれます。

Give it a try.(ためしてごらん)

「あそぶ」プラクティス ② (カタチとリズム)

「あえいう えおあお  あいうえお」顔のカタチとリズムのあそび。アゴ、ほほ、くちびるを動かして、口のカタチを順に変えていきます。母音は、口の中につくる空間どうしの共鳴音です。舌を動かすことで、空間の形が変わり、音が変化します。文字を眺めているだけだと、何ともありません。が、声に出してみると、ことばが躍り出します。

Shape your words.(ことばをカタチづくれ)

従容 ④ プラクティスに委ねる [自在が理想]

従容録は、仏法の方便が如実に表れています。例えば、専門家ならその道の技を磨くのに、禅問答もせずにつくった米を食べているだけ、という問答があります。仙崖和尚の「これ食うて茶飲め」も似ています。ものさしを変える、習慣を変えることは容易ではありません。そのように思えるプラクティスがいります。その時、心は自由自在になります。

Keep your composure.(落ち着きを保て)

従容 ③ プラクティスに寄り添う [想像がいのち]

「従容録」の英語訳は「Book of Equanimity」です。Equanimityとは、平静、静穏、落ち着くこと。日常的な表現は、Stay calmとかStay composedです。composeとは、組み立てること、秩序だてることです。方便をストレートに表すことによって想像を喚起し、真実に近づく路をつくります。

Keep your composure.(落ち着きを保て)