じぶんという素材でつくる② [タコとじゃがいもの出会い]

Pulpo A La Gallega (タコのガリシア風)。やわらかく茹でたタコとじゃがいもの、組みあわせの妙。脇役も大切な役割を果たします。いえ、脇役がいないと、Pulpo A La Gallegaにはなりません。おいしさの秘密は素材が融合してわけへだてのない状態になること。じぶん自身もひとつの料理としてみると?

Every action counts.(すべての所作が大切)

じぶんが葦になる (パスカルの真意)

「人間は考える葦」で知られるパスカル『パンセ』。「動物や植物とは違って、考えることができるから、人間は偉い」という意味ではありません。パスカルは言います。「葦を押しつぶすのは、一滴の水でできる。人間はじぶんの弱さを知るからこそ、尊いのだ。」心をひらいて共感することが先にあって理性を包み込んでいる。それが心の理性です。

I am a reed. (じぶんが葦になる)

Unripe green peach resting on a leaf in soft light.

ピタゴラスのそら豆(とタイムカプセル)

ピタゴラスは音階原理の発見者です。1オクターブ、ドからドは音の周波数が2倍になります。音を整理して並べる法則。そこに、単純な整数比の美しさがある。音は自然現象、整数比は人間の概念。なのに、ぴたりと響きあっている。ピタゴラスの鍛冶屋伝説、そら豆伝説を紹介します。それらは、数と時間のカプセルという発想へひらいていきます。

Time is the soul of this world.(時は、この世界の心)

種の中の種子が育つように(肉声のシードをまく)

柿の種の周りについたゼリー状の食物繊維を取り去ると、茶色いのツルツルの種がでてきます。が、それは柿の種でなく、種子を包む殻です。本当の種はその中にあります。茶色尾の殻は、いわば「芽生えの素」をいれたカプセルです。エンパシームも、おなじです。静穏の空気に声のタネ(Seed)をまいて、育てます。じぶんを育てるタネなのです。

Nurture your seeds.(タネを育てよ)

ちがって見えるものを結びつける力 [アインシュタインの=]

物事を結びつけるのは、共感の働きです。数式のイコール「=」は、ただ同じという意味ではなく、違って見えるものが、実はひとつのことの別々の見え方だということを示します。アインシュタイン博士の E=mc² も、物質(もの)とエネルギー(こと)は、光の速さの二乗を介して結びついている、その気づきを私たちに語りかけているのです。

Empathy connects you with others.(共感は、違って見えるふたつの物事を結びつける力)

流れ星とねがい①

Make a wish on a falling star.(流れ星にねがいを)

古来より、流れ星にねがいを唱えると、それがかなうという話があります。流れ星に出会うことなんて、めったにない?流れ星は一瞬にして消えてしまうから、ムリ?流れ星とねがいは何の関係ない?実は、1時間に、ふたつぐらい、1秒半ぐらいのねがいを唱えるチャンスはあるのです。私たちが、ひとこと言う時間は1秒半ぐらいですから。

「知魚楽」に共感する(察する心)

中国の古典『荘子』に収めらた「知魚楽」。魚の気持ちがわかるか?は、他者の気持ちがわかるか?と同じ質問です。はい、察することができます。私たちには、もともと、察する力が備わっています。ところが、その力が働かなくなることがあります。「魚の気持ちなんか、わかるわけない。」という思い込みが、先に心をふさいでしまうからです。

Open up your heart.(心をひらいて)

植物の声を聞くなんて?(サウンドマシンが気づかせてくれること)

1949年発表のロアルド・ダール短編『サウンドマシン』。クラウスナー氏は、人間の耳には聞こえない高周波の音を捉える機械を発明しました。この機械で植物が傷つけられる時の悲鳴が聞こえます。スコット医師はその話を間に受けません。あなたはどう思いますか?想像・認識の限界、探求心の阻害要因は、じぶんの中、脳のふるまいにあります。

Can you hear?(聞こえる?)

3歳の心にも響くことばは?

Don’t cheat.(ウソをつくな)よりも、Don’t be a cheater.(ウソつきになるな)名詞形の方が効果があります。心の習慣は、どうありたいか、という方向づけが大切です。どんな行いをする人になりたいか、そのことばで決まります。3歳の時から、私たちはそのようにしているのです。

Be a doer.(する人になれ)

身についたふるまいは美しい

「浜までは海女も蓑(みの)着る時雨かな」江戸時代の俳人・滝瓢水の一句。海に入る直前でも、雨には濡れないように、じぶんの身体をいたわる海女さんの姿に、一瞬ハッとして、じんわりと共感のまなざしを抱いた様子。蓑を着る海女さんのようでありたい。身についた、ていねいなふるまい。やさしく、遠くからみまもる時に生まれる共感の心。

What you see is how you feel.