実感の訪れ [壊れるからわかること]

ユキさんのエピソード。「長年愛用していたハンドミキサーが故障してわかったことがたくさんあります。料理の味、道具の原理、手入れの大切さ。いえ、色々なことにはじめて気づいた、じぶん自身の心に気づきます。動くのを止めたハンドミキサーが私に語りかけるようです。」機械も人間と変わりません。私たちは共に、自然の現象を生きています。

We are with you.(心を共に)

蓄音機と人間の不思議②(ことばはふりかえるから内面化する)

100年前の蓄音器は、現代の学習のあり方を考えさせてくれます。知識は何でも調べられ、オンライン講義、豊富な動画があります。でも、足らないものがあります。ふりかえる体験、わかちあう体験。ことばはじぶんの身体を通してはじめて内面化します。声のあることばが血肉するのです。ことばが身につくとは、そのようにしてじぶんが変化すること。

You can only internalize anything when you practice it.(どんなことも、実際にすることで身につく)

蓄音機と人間の不思議①(音のつぶつぶ感を味わう)

寺田寅彦のエッセイ「蓄音機」から100年。1年のうち100日以上をネット上で暮らす現代生活にあって、録音や録画は心の一部です。スマホで録画をすればいっしょに録音もされますが、録音と録画は別々の機能です。なぜなら、人間の「目と耳」の働きに違いがあるからです。色は混ざってしまいますが、音は色のように混ざるのではありません。

Sound is granular.(音はつぶつぶ)

インナースピーチ 心の中のことばを抽出する(7)思いをかなえるしくみ

思いがあるとことばは自然に出てきます。思いは放っておくと消えてしまいます。思いをインナースピーチ化することで心が行動に現れます。インナースピーチは、思いをつくり、心を育ててくれる、あなたのいちばん身近な友。エンパシームはシードを使ってインナースピーチを抽出し「思いをかなえる」共感的なしくみを創造するテクノロジーです。

Grow and share your seeds.(ことばのタネを育ててわかちあおう)

インナースピーチ 心の中のことばを抽出する(6)内語のシードをまいてじぶんを育てる

自己〇〇。〇〇に入ることばはたくさんあります。管理、責任、改善、批判、強化、修養。じぶんという認識は内語に由来します。内語を使い、じぶんと対話することで自覚できます。内語を声に出していったん外に出し、その響きに触れることで内面化できます。修養のエッセンスは、内語を出し入れするふるまいによってことばを身につけることです。

Sow and grow your seeds.(ことばのタネをまいて育てる)

インナースピーチ 心の中のことばを抽出する(5)[心・言語・脳・身体・環境]を結ぶ

近年、言語の使用が人間の思考や記憶を形づくるという多くの実証研究がある。が、言語は行動科学や脳科学の認知研究の中心になく、その一方、言語の研究も言語の性質や構造に関するものが中心で、実際の言語使用や意識の研究とは一線を画す。その間を埋めるのは?それが内語だ。人間の無意識的な心理過程に根ざす内語を抽出して活用すること。

Inner speech seeds your thought and emotions.(インナースピーチが思考や感情を生み出す)

天然資源のアナロジー(出し入れする声セリフこそ)

地球上で最も豊富な量のある天資資源は、酸素。2番目はシリコン(ケイ素)です。コンピュータに代表される現代のテクノロジー文明の土台、半導体の原料。人間の心についても、天然資源のアナロジーで考えてみます。人間の心の働きをつくる最も豊かで大切な資源は何か?それは内なる発話を紡ぐこと。大切なことばを声で出し入れすることです。

Be resourceful.(アイディア豊かに)

道があるからわかちあえる(トレイルにゆだねて⑦)

道を共に歩む力。それは、ひとりではなかなかできないことをできるようにしてくれます。楽しく身体を前に進めてくれます。楽に身体を上にもちあげてくれます。ふだん、道なんて「あたりまえ」だと思っていますよね。でも、道があるからこそ、「共に歩む」ことができるのです。一本のおなじ道を共に歩く時、自然に、わかちあいになります。

Walk alongside each other.(互いの心によりそって)

祈りと自覚(心がけるとは?)

〇〇を心がけよ、と言われ、わかったつもりでも、はて?どうやって?何をするんだっけ?大切だなとその時には思っても、毎日は忙しく、後回しばかり。そんなふうになっていませんか? 心にとめたり、ひっかけたりする場所はありません。声をカタチにして、じぶんの姿をふりかえることが心にとどめること。そのふるまいが「心がける」ことです。

You are the system.(じぶんがしくみ)

共に生きる:花とミツバチの相互アフォーダンスのように

花は蜜を出し、ミツバチの食糧を支えます。ミツバチは花のタネを運び、花のいのちをつなぎます。共に「いのちをつなぐ」営みを助けあっているのです。 じぶんひとりではなく、相手との協働。相互関係の中に生きています。 アフォーダンスは、環境が人間に与えるもの、力。実はそれだけでなく、人間も環境に対して、あるものを生み出せます。

We live together, mutually.(共に生きている。互いに支えあって)