相手のことばを聞き書きする学び
民俗学者で、介護のあり方を追求する六車由実さんは、こう言います。「民俗学における聞き書きで、語られた言葉を正確に記述し、文脈に沿って解釈する。対等にむきあい、信頼関係を築く。忠実に記録し、理解し教えを頂くこと。」すべての学びにあてはまります。エンパシームは、じぶんと相手のことばを聞き、書き写し、互いの心に寄り添う場です。
Caring matters most .(相手の心によりそうことこそ)
民俗学者で、介護のあり方を追求する六車由実さんは、こう言います。「民俗学における聞き書きで、語られた言葉を正確に記述し、文脈に沿って解釈する。対等にむきあい、信頼関係を築く。忠実に記録し、理解し教えを頂くこと。」すべての学びにあてはまります。エンパシームは、じぶんと相手のことばを聞き、書き写し、互いの心に寄り添う場です。
Caring matters most .(相手の心によりそうことこそ)
作法とは、古くからの決まり事のことではありません。運動でも料理でも演奏でも、所作を定めたルールがあります。それらはみな、ある姿勢・状態をつくる方法です。身体でふるまいを身につけるために作法がいるのです。作法で反復することで無意識的にできるようになります。作法はプラクティスへの導き。最も大切なことは心を和らげることから。
Clear your surrounding.
Science is deeply imaginative.
福沢諭吉の著書『訓蒙・窮理図解』から。「温気の事。どんな物でも熱すれば膨張するし、冷やせば収縮する。自然界にあるすべての物が、熱の恩恵を受けている。空気の事。空気は世界を取り巻いて海のようである。」熱の恩恵、空気の海。目に見えない物事に共感のまなざしをむけることがサイエンスの心を養います。リベラルアーツもそういう意味。
「しあわせ」ということばの由来は「し・あわせる」こと。天がすることにあわせること。おなじ方向にじぶんを「しむける」ことです。英語の happyということばの由来は、「何かが起きる」(happen) ことです。主語は、it とか things です。つまり天とおなじことです。happyの状態になることは、しあわせること。
Things happen with me.
「英プラ」トレイル3、ストーリー「Look at the sky』より。大昔の人たちは、空に線を引いて「星座」を創造しました。星の光を見ることは、過去の姿をみること。空を見上げるだけで世界はひろがります。毎日、空を見上げるだけでよいのです。
絵本『カエルのおでかけ』。カエルにとっての「いいお天気」は雨の降る日です。カエルの気分になると見える世界。いったん「さかさま」になってみると、物事は意外によく思えてきます。心が軽くなります。私たちの日常にもにたようなことが、たくさんあります。声に出して言ってみると、その声がひびいて、ただのあべこべではなくなりますよ。
Try the other way round.
It’s all there.(みんなそこにある)
わかろうとすることは、もうあらわれている。見ようとすることも、もう見えている。「遍界不曾蔵」。目に見えない、向こうに、何かが隠されていると想像しますが、実は違うのです。見えているものの中に、まだ見えていない姿がある。聞こえている響の中に、まだ聞こえていない声がある。触れているものの間に、まだふれていないことばがある。
What you do is who you are.(することが、じぶんをあらわす)
わかろうとすることは、もうあらわれている。見ようとすることも、もう見えている。「遍界不曾蔵」。目に見えない、向こうに、何かが隠されていると想像しますが、実は違うのです。見えているものの中に、まだ見えていない姿がある。聞こえている響の中に、まだ聞こえていない声がある。触れているものの間に、まだふれていないことばがある。
You become what you do every day.(毎日する行為が、じぶん)
「なすことは、なされる。」することと、されることは、おなじこと。それなら「やれば、できる」と言えばすむのでは?いいえ。そう言ってしまうと、肝心なことを誤解するおそれがあります。「やらないうちに、やったことになってしまうこと」も含まれてしまうからです。じぶんでやってみて、やったことがあらわれる。それが肝心なこと。
Nothing works unless you do.(じぶんでしなければ、何もわからないよ)
ビートルズにAll you need is loveという曲は「愛こそはすべて」という邦題で知られています。ところが、この曲の意味は「愛こそはすべて」ではありません。「愛さえあれば、何もいらない」でも、「愛があれば、何でもできる」でもないのです。愛という概念の常識ではなく、大切にする、愛するという行為を歌っています。