Empathemian 『Soil』Sunnyvale, California

Cultivate Soul. 心をやしなう。
Soul(精神、魂、こころ)を養い、育てる。Soulの代わりに、Soil (土)を比喩に使ってみます。

じぶんという土壌の手入れが心を育む。
じぶんとは、身心の土壌。資源に見立て、もっと活かせるようになりたいですね。

デイヴィッド・モンゴメリーさんは、『土の文明史』でこう書いています。「アリストテレスは、土・水・火・風を4大元素としてあげたが、土は軽視されてきた天然資源である。土は地球の皮膚として、生態系において土が果たす役割は計り知れないが、土の中ほど未知の世界はない。」

藤井一至さんも、こう語ります。「肥沃な土とは、 粘土と腐植に富み、窒素、リン、ミネラルなどの栄養分に過不足なく、保水力が高いと同時に排水もよく、通気性もよい土壌。 ミミズや植物の気持ちになってみれば共感できるものばかり。」

「世界の土はたったの12種類しかないが、表に見えないところで、様々ものに形を変えて私たちの生活と関わっている。日本の土は、30%が「黒ボク土」という肥沃で、世界的にはレアな土。 ただ、私たちは、そのありがたみをあまり知らない。」

「私たちの食べ物の95%は、土に由来する。ただし、食べているのは土ではなく、植物を介して。自分の生活と12 種類の土との関わりを認識することは、食と健康を守る最初の一歩。」

土壌ということばに、インスパイアされます。「じぶんという身心の土壌」を観察し、手入れしたいですね。

私たちが生きる糧は、どんなの土壌に生まれるのでしょうか?

静穏せいおん

それは、静穏です。静かにすわり、息を吐いて、余計な力を抜く。落ち着いて、自然にでてくることばを声にすること。私たちの生きる糧とは、身をもって出力することば。身をもって、相手に語りかけ、呼びかけることです。

エンパシームをひらいてみてください。飾ることも、構えることも、考えすぎる必要もありません。じぶんという土壌を、すこし、手入れするだけなのですから。


出典:デイヴィッド・モンゴメリー『土の文明史』、藤井 一至『土 地球最後のナゾ』