ふりかえる力で身になる

毎日ひとつずつ、とぎれなく、つくれたのは「歩いた」おかげだ。歩くとは、歩くだけではない。会話にうつし写真にうつし日記にうつすこと。ふりかえってことばにとどめ、それをまたとりだして組み立てること。この地に住んで10年で1000回ぐらい歩いた。1000回歩くと、いろんな未知に出会う。花が実を結ぶように身につくことがある。

What happens if you walk 1000 times? A good thing, or two.(1000回歩いたら?いいことがあるよ)

声の鏡「円符の発明」

どんな自然言語でも、限りのある種類を組み合わせ、無限のパターンをつくりだすことができます。言語の生成には、息づかいから、アゴ、舌、くちびる、ノド奥、全身を自在に動かせることが必須です。それは、音を聞いて認識する「感覚の言語中枢」と、声を発してことばにする「運動の言語中枢」がいっしょに働くことです。

多面的な「エンパシーム」をひとことで

エンパシームは多面的なコンセプトです。(1) コンセプト(2) テクノロジー、特許技術(3) データ(4) メディア(5) ツール(6) スマホアプリ(7) メソッド(8) 社会イノベーション。エンパシームはしくみであり、思想です。「だれもが、じぶんのプラクティスで参加し、貢献できる」社会イノベーションの思想です。

たたむ [美しい姿]

身近かの植物に近づいて、五感でふれあうことは、心豊かになれるいちばんシンプルな方法のひとつです。その時の味わいを、そっと心に刻んで置きたいものです。エンパシームは、静音のひと時をひらき、それをエンパグラフにたたんでしまいます。そして、その時のじぶんの声ことばをふりかえることで、味わう心ができてきます。

心の溝を克服するために (3)

よい習慣づくりの情報は無数にありますが、実現は容易ではありません。習慣をづくりの自己啓発本は数え切れませんが、「実際にやって、ふりかえる」現場がとても少ないのです。エンパシームは、精神的なエネルギーを減衰させるのではなく、持続させる手助けになるテクノロジー。そして、そのテクノロジーをよい習慣化にするフィロソフィーです。

Practice Empatheme.

心の溝を克服するために (2)

意思はあっても、なかなか、できない。心の中には、そんな見えない溝があります。意思の力でギャップを埋めようと思っても、その意識自体が精神的なエネルギーを消費します。よい習慣を身につけてようとしても、身につかないのは、意志が弱いのではなく、むしろ限られたエネルギーがどこかで浪費されてしまうからです。

Self depletes.

エンパシームで希望のみちをひらこう。

「じぶん」のかわりには、だれも生きられない。だれもがみな、おなじように、一度かぎりの、じぶんを生きている。だれもがみな、共感するじぶん。そして、つながりあう存在。他者とふれあい、共にあることが感じられる時、心がひらき、じぶんとまわりの世界を結びつける路ができる。共感のはたらきが、じぶんを学ぶ路。エンパシームメソッドへ。

Practice Empatheme.

縁の路へ

家族だから「無条件の絆」が与えられているのではない。絆は、心をわかちあうふるまいの中にある。「おはよう」のひと声でよい。ふれあい、たしかめられることで、私たちは、すでに共感の結びあう世界に生きていることに気づく。つながっているからこそ、すべての物事、家族も、じぶんも、みな、ひとつずつ、固有の存在であることにも気づける。

We live in connection.

心の路をひらく

長年、ニューヨーク大学で音声研究の要職をおさめた後、心の研究に専念なさった梅田規子先生。磁気テープ、音声データ、論文の原稿と研究ノートなどの遺品、段ボール23箱をエンパシームファウンデーションで保管している。現代は、写真のような巨大な装置が手のひらにおさまる時代。だが、今、ひらかなければならないのは「心の路」である。

Use your voice.

共感のまなざしがじぶんをつくる

谷川健一先生の著作には、実証的な方法の上に想像力を働かせれば、目の前の世界とつながることができるという秘密が惜しげもなく語られている。じぶんという人間が、大地の母とも、いのちの宇宙とも、確実につながっている。共感のまなざしで、世界とふれあう、かかわりあうことができるのだ。わけへだてなく、じぶんで、まなぶ力の源泉。

With empathy, you can learn by yourself.