記憶のサイエンスとプラクティス ④ 努力が報われるには?

たくさん勉強時間を使っても報われないのはなぜ?想像するプラクティス、それをいつもおなじようにできる姿勢をつくること。記憶のサイエンスをプラクティスに役立てるには、メカニズムを知っているだけでは、身につきません。想像する姿勢をつくる。姿勢と想像のあるプラクティスが持続すれば、かならず、報われます。それも掛け算で大きく。

記憶のサイエンスとプラクティス ③ ことばを思い出すには?

記憶は覚えるだけでなく、思い出すこと、思いだせることがいちばん大切です。そのためには、リズム、音、感触。ことばの響きと意味をイメージできるような体験として、日々の習慣に組み込むことです。ことばの連想イメージどうしがつながり、ネットワーク空間のようになっていきます。想像するふるまい、そのプラクティスこそ記憶の根源です。

It’s all about imagination in your self.(すべて想像でできている)

ことばを身につける原理⑤ |ほんの3分で変化が生まれる

動画のセリフを聞いてください。順にくりかえし聞くだけで、変化が感じられ、気づいたことがあるでしょう。このセリフは、間も入れて3.5秒に19音節(46音素)。13音素/秒です。人間が1秒間に聞き分けられる音の数は、10個。なんと、日常の会話は「人間が意識して捉えられる範囲を超えて」聞き取っているのです。一体どうやって?

You have the amazing power.(じぶんには驚くべき力が備わっている)

Girl wearing a light sweater and denim overalls taps a smartphone screen with a surprised expression on a wooden table.

ことばを身につける原理 ④ 心とことばのものさしをつくる

ことばの単位というと文字や単語を思い浮かべるでしょう。が、それらは、ことばを聞いたり、発したりする時の、あなたの「ふるまいの単位」ではありません。また、録音された音声を「後から測る」ことはできるけれども、ことばのふるまいの目安・基準となり、ふるまい自体をじぶんで見て、ふりかえれるように測るものさしはありませんでした。

Have a yardstick for life (practice).(人生=プラクティス の、ものさしを持とう)

ことばを身につける原理 ③|適度な負荷をかけて、処理する力を鍛える

トレーニングにはインテンシティ(強度)が必要です。適度な負荷をかけることで鍛えられます。脳でも肉体でも基本はおなじ。英語の学習は、その典型例。適度な強度とは(1)ネイティブの速さ・リズムに近づける(2)2秒のセリフを、いったん覚えて、ひと息でアウトプットする(演じる)(3)くりかえし、ふりかえり 、じぶんで確かめること。

Do it with intensity.(強度のある練習を)

ことばを身につける ②|処理することを学ぶ、処理したものだけが身につく

言語の習得とは「処理を身につける」ことです。処理したものだけが、身につけられます。処理していないことを学ぶことはできません。プラクティスしないことは身につきません。プラクティスとは、身体全体が処理するプロセスです。そのプロセスを担う働きがワーキングメモリ。ワーキングメモリを鍛える方法は、2秒のセリフのアウトプットです。

No processing, no learning.(プロセスしないと、学べない)

親切・Kindness・近くに寄りそうこと

親切。切るという字をつかうのは?刃物に触れるぐらい、身近か、という意味から。親切にするとは、相手に近づいて、 手を差し伸べたり、寄りそうことです。互いに近くに感じられる時が、親切な心。一方的に「近い」ということはありません。何かをしてくれても、共に歩むだけで。何をしてあげられなくても、そばにいるだけで、親切になれます。

No act of kindness is ever wasted. (親切は、決して無駄にならない)

これから、じぶんになる|Be Yourself

Be yourself.(じぶんになろう)

Be yourself. このことばは「じぶんらしくあれ」とか「じぶんに正直に」といった意味で使われますが、むしろ、「じぶんになれ」です。「じぶんらしく、飾らないでいい、構える必要はない」と言われても、意識的になるほどわからなくなる。そもそもじぶんのことはよくわからないのですから、これから、じぶんになればいいのです。

プラクティスに委ねる|従容④

従容録は、仏法の方便が如実に表れています。例えば、専門家ならその道の技を磨くのに、禅問答もせずにつくった米を食べているだけ、という問答があります。仙崖和尚の「これ食うて茶飲め」も似ています。ものさしを変える、習慣を変えることは容易ではありません。そのように思えるプラクティスがいります。その時、心は自由自在になります。

Keep your composure.(落ち着きを保て)

想像がいのち|従容③

「従容録」の英語訳は「Book of Equanimity」です。Equanimityとは、平静、静穏、落ち着くこと。日常的な表現は、Stay calmとかStay composedです。composeとは、組み立てること、秩序だてることです。方便をストレートに表すことによって想像を喚起し、真実に近づく路をつくります。

Keep your composure.(落ち着きを保て)