脳を活性化させるしくみ ① [山路を登る]

山路を登る時、脳が活性化します。坂の勾配が適度な負荷をかけ、全身運動になります。血流が増えて脳が刺激されます。脳は全身の細胞が共に働くための調整役。脳を鍛える最善の方法のひとつが山路を登ることです。山路は、地球の重力をほどよく使い、思考を形づくるしくみ。歩くことで、いつもくりかえし考えていることがふるいにかけられます。

Use it or Lose it.(使わないと失われる)

自然とのふれあいの中にある[テクノロジーの本質]

テクノロジーとは?人間の力を補ってくれる便利なもの、しくみ。でもそれだけではありません。テクノロジーは、人間がつくり、使うものです。人間は自然の一部です。人間は、自然とのふれあい、かかわり、共に生きる存在です。テクノロジーの本質もそこにあります。「わけへだて」はせずに「自然とのふれあい」から考えることがいちばん大切です。

We are nature-made.

マインドフルとは修養すること

マインドフルネス・プラクティスとは、修養することです。修養は「身をもっておこない、心を養う」ことです。「修」は「身をおさめる」こと。学んで身につけることです。「養」の「やしなう」は、じぶんという土に種をまき、育てるイメージ。じぶんを気づかい、自身を励ますことばが種になり、それを養っていく道のりが修養になります。

Cultivate Yourself.(心の手入れをしよう)

思い出しながら生きている [じぶん民俗学]

谷川健一さんは言います。「民俗学は、歴史学とはちがい、現在から過去へと思い出していきます。」私たち人間の記憶は、歴史年表のように記録されているのではなく、思い出すことば、情景によって、その都度、演出されます。私たちは、 声でことばを紡ぎ、思い出しながら生きています。思い出すことで、想像をつくりながら、生きる存在です。

We are because we remember.(思い出すことで生きている)

出力こそ、最大のまなび。

「読書百遍、意おのずから通ず」と言います。何度も繰り返し読めば、内容が自然にわかるようになる。素読と呼ばれるこの学習方法は、声に出して読むことです。師や友と学ぶ環境の中で、姿勢を整え、 空間にことばを放ちます。それは身体の中に響き、空間からも耳に届きます。ことばを出力することで脳にも入力が刻まれ、身につくのです。

Feel your voice.

「おかげさまで」の力

I was luckly. を日本語にすると何でしょうか?「幸運でした」と言いますね。実はいちばんフィットする日本語は「おかげさまで」です。私たちは、何でもじぶんでしている、と思っていますが、まわりのいろいろなものに助けられています。目に見えないけれど、縁と運の網をたどって、私たちは生きています。「心の引き算」の力。

I was lucky.

あとから共感素になる

音素(Phoneme)は、組み合わて言語を構成する単位。エンパシーム(Empatheme)も、これにならい、共感 (Empathy) という現象の最小単位になるという意味です。それがなぜ「共感の素」なのか?共感という現象は、自然にわき起こる気持ち、無意識的なものです。相手に共感しているじぶん自身に後から気づくものです。

春花秋月これ心なり

心の働く様子が花であり月である。心とはじぶんと春花秋月のぜんぶです。道元禅師が生涯をかけて取り組んだ主題。それは、自然宇宙が一枚の詩画となり、そこで「声のことば」が響いてくる世界です。じぶんが眼前の宇宙と一体化する「イマジネーションのプラクティス」です。宇宙と共に生きるとは、むずかしい理屈ではなく、無心になることです。

Every moment is you.

つぶのメタファ[くっきり見える]

想像とは、見えるものを介して、目に見えないものを見ようとすることです。あたかも見えているようなその気になって、そのフリをしてじぶんと結びつけてみることです。フリをするというと、なにかの演技のように聞こえるかもしれませんが、実は、想像は、絵を描くように、演じていることなのです。その時に使われる道具がメタファーです。

Use your metaphor.

声にうつるもの

声は、じぶんの鏡。静かにすわり、じぶんに向けてひと言、声にすると、その声の調子でことばの意味と表現の調和がわかります。英語にcongruenceということばがあります。言っていることと、行っていることが一致している調和の状態を表します。実は、あなたのペットの犬も、あなたのことばの意味と表現をちゃんと捉えています!

Your voice reflects your Self.