Empathemian, Sunnyvale, California

Sound is image, in your mind.(心の中、音は絵)

オノマトペ。

私たちの暮らしに、もっとも密接なことばかもしれません。
オノマトペを使わずに、1日を過ごすのは至難です。

日本語は、オノマトペに満ちた言語です。
ものごころがつく頃にはオノマトペを使いこなしています。

「よちよち」から「よぼよぼ」まで。
一生、共にあることば。

擬態語と擬音語という訳語があります。
人のふるまいや物事の状態を観察描写することば。
概念ではなく、感覚で、抽象します。

端的に言うと?

Image is sound, in your mind.(心の中、絵は音)

音で表した絵。
絵になる音。

それは身体感覚。
あるいは、皮膚感覚。
あるいは、内臓感覚。
あるいは、空気感。

音とイメージは表裏一体。
体験によって、脳内につながりがつくられます。

音を聞くと、イメージが湧き上がる。
思い出すとは、だれかの声が聞こえてくることでもあります。

声のことばが、音とイメージを結びつけるのです。

ところで、英語の学習に日本語のオノマトペを結びつける、いいアイディアがあります。
英語の動詞は、音節ひとつの短い単語がたくさんあります。
そのほとんどは、日本語のオノマトペで表現すると、ぐっとニュアンスがわかりやすくなります。

以下のリンクをごらんください。
英語トレイルの後半に登場するオノマトペをご紹介。

ものや場所の状態、時間を表現することば。Little by little.

気分を表すことば。It feels warm.

人の様子を表すことば。I’m so exited.

ものごとの状態を表すことば。Keep it simple.

ごらんになるとわかります。
オノマトペに説明はいらない、ということを。

そして、これは英語の話だけではなくて、むしろ日本語の話だった、ということ。
つまり、毎日の生活、じぶんの感覚、生きているイメージそのものを。

Sound is image, image is sound, in your mind.(心の中、音は絵、絵は音)

出典・参照:オノマトペに関するエンパレットなど

ふしぎ [エンパシームの原体験](動画あり)

ことだまは音のつぶ [100年前の言語情調論から]

「あそぶ」プラクティス③(くみあわせてつなぐ)

ことばは寄りそいあう③ [習得の3本柱とは?]