Fun to Imagine (2) いつも時間を往来している

「ある日どこかで」は想像をたのしむ映画です。想像上の夢物語?いいえ。実は私たちは、いつでも過去を思い出し、未来を想像することができます。頭の中で時間をさかのぼったり進めたりできるメンタルタイムトラベルは、人間に固有の能力。生きていること自体がタイムトラベル。その営みが起こる場が時間。時間は想像の脚本、じぶん固有の台本。

We’re always somewhere in time. (いつだって時間を超える想像を生きている)

鏡にうつるじぶん (2) [そのじぶんを見るじぶんがうつる時]

鏡にうつるじぶん(1)[意外な事実の発見] の続編です。鏡は、物理現象だけではなくて、認知現象。そして、脳と身体の習慣。鏡に映っているのは、むきあっているじぶん。そこで、もう一枚、隣に鏡を置いてみると何が見えるでしょうか?鏡の中の鏡の中のじぶんと、それをながめているじぶん。他者から見えるじぶんと、じぶんでむきあうじぶん。

What’s left?(何が残っている?)

鏡に映るじぶん(1)[意外な事実の発見]

鏡に映すと、なぜ右と左が反転するのでしょうか?実は「左右が反転する」ように見える現象の奥に「人間らしさ」がつまっています。鏡は物理現象だけなく認知現象です。相手の視点に立って想像できる、という人間に備わった能力が発揮され、また、鏡に映っているじぶんを思い出すことができるように、その場にいなくても想像できる力の反映です。

Look at yourself in the mirror.(鏡でじぶんを見てごらん)

「くるくる巻き」とイマニュエル・カント

ふだん無意識に使っている見方のフレームワークを変えるには?こんな実験をしてみましょう。目の前に、人さし指を上向きに出し、上からのぞくようなかんじで、左向きにくるくる回しながら、指を持ち上げていき、下から見上げると?いつの間にか、右向きになりますね。見る形式に従って、対象の認識が変化したのです。相手側に立つ、共感の力。

Use your empathy.(共感のチカラを使おう)

Try it The Other Way Around ② さかさまにしてみる

地図をさかさまにしてみると新鮮な驚きがあります。「さかさまにしてみる」ことは、身についた習慣に気づくきっかけになります。「こうしたら、どうなる」という答えがすぐに得られると、気づかぬうちに考えていることも、ひとつの強力なフレーム(捉え方の枠組み、習慣)です。さかさまを試すことで、じぶんに気づく可能性がぐんと増えます。

You can always try it the other around.(いつだって、さかさまにしてみることができるよ)

目的は、ねがいの中にある|外を探さず、内に気づく

生きる目的は何か?このような質問されると、どこかに答えがあり、それを求めて探すべきことのような気になります。ところが、カントは明快にこう言います。「人間は何のために存在するのかという問いは、そもそも無意味である。じぶん自身の中にいちばん大切な目的がある。存在しない設問を立てて迷ってはいけない。目的はねがいの中にある。」

The purpose of life is a life of purpose.(人生の目的は、ねがいを育てて生きること)

わからないことがある、とわかるために『Peanuts』問答

That’s not it (問題はそれじゃない)

スヌーピーは心の中で考えます。ウッドストックとは、いい関係でいたのか。いい関係でいられるのか。どちらもありうる。考え出すとキリがありません。この話の真意は、禅問答「狗子仏性」に似ています。「答え」を聞いても「わかる」ことにはなりません。わからないことがある、とわかること。その時にものごとの感じ方は変わります。

3歳の心にも響くことばは?

Don’t cheat.(ウソをつくな)よりも、Don’t be a cheater.(ウソつきになるな)名詞形の方が効果があります。心の習慣は、どうありたいか、という方向づけが大切です。どんな行いをする人になりたいか、そのことばで決まります。3歳の時から、私たちはそのようにしているのです。

Be a doer.(する人になれ)

心臓はポンプだけではない(見方が変わると謎が氷解する)

The heart is helical.(心臓はらせん)

血液を送り出す機能だけを言えばポンプに見える。私たちはそのように教わってきました。しかし、それは心臓の本質ではありません。単なる押し出しポンプではないのです。ねじれ、ほどけ、しぼり、ゆるみながら動く。筋肉全体が雑巾を絞るような、らせん運動で血液を流します。しかも、血管内で渦をつくりながら流れ、効率を高めているのです。

「あそぶ」プラクティス ② (カタチとリズム)

「あえいう えおあお  あいうえお」顔のカタチとリズムのあそび。アゴ、ほほ、くちびるを動かして、口のカタチを順に変えていきます。母音は、口の中につくる空間どうしの共鳴音です。舌を動かすことで、空間の形が変わり、音が変化します。文字を眺めているだけだと、何ともありません。が、声に出してみると、ことばが躍り出します。

Shape your words.(ことばをカタチづくれ)