
Live your dreams.(ねがいを生きよ)
人は何のために生きるのか?
どこから、どう考えてよいものか?
などと考えている間にも、「生きている」という状態は、刻々と進みます。「だからあまり考えても仕方ない」という意味ではありません。
「生きること」について、世の中には数えきれないほどの本や記事があります。でも、じぶんをみちびいてくれるような「ことば」はどこにあるでしょうか?
メーテルリンクの童話『青い鳥』。
兄妹チルチルとミチルは、夢の中で、青い鳥を探しに行きます。 過去の国にも未来の国にも、どこにも、その青い鳥は見つかりません。ところが、家に戻ってみると、青い鳥は、いちばん身近な、鳥カゴの中にいました。
青い鳥は「幸せ」の象徴でした。求めるものはどこにある?それは、どこか遠いところではなく、いちばん身近な存在、じぶんの中にあるというのです。
「生きる目的は何か?」という質問形にすると、厄介なことが生じます。なぜかと言うと、どこかに答えがあり、それを求めて探さなければいけないような気になってしまうからです。
そのことを、イマニュエル・カントは、明快にこう言います。
「人間は何のために(何の目的で) 存在するのか」という問いは、そもそも無意味である。
問いの立て方が違うのです。カントはこう言います。「じぶん自身の中に、いちばん大切な目的がある。だから、何の目的で生きるのかという、存在しない設問を立てて悩んだり、迷ってはいけない。」
そうです。探そうと思ってはいけないよ、と言っているのです。
心から
目的は、
The purpose of life is a life of purpose.(人生の目的は、ねがいを生きること)
ねがいは、突然どこからやってくるものでもありません。じぶんで育てるものです。物事は、目標と思いからはじまるのでもありません。
小さなタネをまけば、じぶんで育てられます。それだけなのです。
どんなタネ?「目的は、ねがいの中にある」と言ってみることです。
そして、毎日声にすることばが、あなたのねがいです。
作(文・挿絵・声にすることば):坂口立考
出典・参照:モーリス・メーテルリンク『青い鳥』、イマヌエル・カント『道徳形而上学の基礎づけ』
以下のエンパレットノートなど
