じぶんの中にコロンブスの卵を見つける

アンドレ・マルティネが唱えた「二重文節の原理」はコロンブスの卵です。人間のことばは、音声の最小単位「音素」と、意味の最小単位「形態素」の両面で機能しています。音素という限られた数の表現を組み合わせ、無数のパターンを生み出せます。マルティネがこの事実を発見し、原理として唱えるまでそのような考え方はありませんでした。

Find your Columbus’s Eggs.(じぶんの中のコロンブスの卵を見つける)

その場になれば、思い出す。

日常生活のルーティン、例えば、歯磨き。覚えている、ということを忘れているぐらい、身についています。自分ひとりでやっているのではなく、環境と共に覚えているのです。寝る前、洗面所に行けば、自然に思い出せる。鏡や歯ブラシは、そこにあることで合図を出しています。思い出や想像も環境とやりとりによって、記憶として現れてくるのです。

You don’t need to remember all the things. They remember you. (なんでも覚えようとしないで大丈夫。まわりが覚えていてくれる)

未知の世界をのぞく

珪藻(けいそう)は、コンブとおなじように、藻(も)なのですが、水に溶けているガラス分をとりこんで殻をつくります。地球上の1/4の酸素を算出していると言われます。太陽の光でガラスの殻をつくる生き物。川原から拾ってきた石の裏側から、地球全体の何億年まえとつながる想像の世界。その世界を顕微鏡でのぞいてみることができます。

It’s wondrous.(ふしぎはたのしい)

弱点は、強みの裏返し|さかさまに考えてみる⑤ The Other Way Around

「森の賢人」ふくろうは最強の鳥です。自在にまわる首と大きな顔は電波探知機。音を立てずに低空飛行して獲物を仕留めます。そんなふくろうにも弱点があります。おどろくほど柔らかい超軽量の羽は弱点でもあります。雨に弱いのです。どんな強者にも弱点がある。いいえ、弱点こそ強みの証。強みは活かして弱点を克服。知恵はそこから生まれます。

Less is more.(弱点は強み)

小さいところに、大きな世界がある|反対から見てみる⑥ The Other Way Around

世界で日本は8位。日本では長崎県が1位。何のランキングかな?海岸線の長さです。入り組んだ海岸線の全長はとても長くなります。視点が変わると見える世界が変わります。小さくてもきめ細かい世界。私たちの身体の中にもよく似た話があります。それは血管です。99%を占める毛細血管の全長は、なんと10万キロ。地球2周半の長さです。

Less is more.(小さく見ると大きな世界が現れる)

Less is More (9) アロス・ア・バンダ(絶品の秘密)

Arroz a banda。魚介の出汁とごはんだけ。少し、レモンを絞り、おこのみで、アリオリをつけ、おこげをこそいで。絶品の秘密。すべての魚介類がコミットして(じぶんを投げ入れて)この料理をつくりあげています。Less is more(ひとつに集中)して、Skin in the game(コミットしている)からです。

Less is more.(少は多なり)

選択肢をへらすと、可能性がひらく|さかさまに考えてみる④ The Other Way Around

映画『Arctic』は、主人公が絶望の際で生きる望みをつなぐ話です。意識不明の瀕死の病人をソリにのせ、雪山を越えて歩きます。度重なる苦難の中、命がけの窮地でとった選択は頭で考えたモラルではなく、いのちの導く方向でした。ふたつのいのちの望みをつなぐことが心のエネルギーだったのです。この話は「仏の智慧」説話を彷彿させます。

It’s okay.(だいじょうぶ)

Less is More (1) 少は多なり

Less = more という等式について。何かを減らすことで、多くなる。また、何かが増えることは、何かが減ることでもある。うるさすぎ、飾りすぎ、構えすぎ、考えすぎ。自分中心すぎ。これらを減らすと?感じられる回数が、実感の時が増える。つながり、結びつきが増える。わけへだてをなくせば、チャンス、可能性がふえるのです。

Less is more, more is less.

Imagine it! 地球になる、サッカーボールになる。

クロトーさんが発見した分子「バッキーボール」は、炭素原子60個でできた32面の、ナノ・サッカーボール。サッカーボールとバッキーボールの大きさに比は、地球とサッカーボールの大きさの比と同じです。もし、じぶんがバッキーボールだったら?じぶんが地球だったら?相手の身になる想像をすると、結びつきができ、親しみがわきます。

Say, I’m the earth.(じぶんが地球だとすると?)

じぶんのフレームをつくる・使う |思い込みに気づく

自由な創造に必要なもの。それは制約です。脳は無限に近い可能性をもつ神経の集合体であり、何に注意を与えないかという選択に莫大なエネルギーを費します。制約することで脳の仕事が楽になります。エンパシームは、短い時間に集中力を引き出す、新しいフレームです。自然な流れの中に制約をもうけることで、想像の力が発揮されるしくみです。

We break out of the box by stepping into shackles.(足かせをはめることで、現状を打ち破れる)