
ソクラテスはこう言いました。
ただ生きるのではなく、よく生きよ。
どのように自覚し、それを表現するかは人それぞれでも、だれにも、そのような願いがあります。よく生きるとは「上手に生きる」ことでしょうか?
汝(なんじ)を知れ。
ソクラテスは、「じぶん自身を知ることだ」ということばを残しました。 そして、そのためには、どうしたらよいか?
じぶんが知らないことを、そのまま、知らないと言うことである。
それは、知ったつもりになることではなく、また「自分は知らないってことはわかっているよ」という「知識」を持つことでもありません。
「じぶんのことを知らない」、そのことを素直にうけいれ、それを心のより所にすることです。
身のまわりの物事に心をひらき、だれとでもふれあい、むきあってみることです。
「無理して頑張る」ことではなくて、素直になること。そのためには?
じぶんにむかって、声に出して言ってみること。
出典:プラトン『プロタゴラス』 『ソクラテスの弁明』、『英プラ』 トレイル2 (37) Know yourself.
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