Empathemian, Saratoga Gap Open Preserves

私たちは、二度、この世に生まれる。一度目は存在するため、二度目は生きるために。

『エミール』の中のルソーのことばです。 孤児のエミールに、ルソー自身が親代わりの家庭教師になって語ります。ルソーは、自分自身を育て、同時に、みんなのために生きる人間が育つ社会について説きました。 二度目の「生きる」とは、「世のため、人のため、じぶんのために生きる」自覚と思いやり」をみずから育てるという意味です。

それは、むずかしいことなのでしょうか?

人間の根源的な本性にはふたつある。ひとつは自己をまもろうとする心、もうひとつは、他者の痛みを感じる心。

他者への共感が、自己を学ぶ基礎になります。
社会の物事を自分と結びつけ、関わりを自覚できるようになること。
そのようにして「じぶんのため」と「ひとのため」がひとつに結びつくことです。

自分を大切にして、他者、社会を幸せにするように生きることが喜びである。

みんなのことを考えられる力の源泉は、共感できる「じぶん」の中にあります。
そのことに気づく時、人を助ける力が、自然に湧いてくるのです。

We are born twice over, into existence and life.


「実感の数こそ」


出典:ジャン=ジャック・ルソー『エミール、または教育について』