じぶんとは、環境も全部ひっくるめて、じぶん。

ふだん私たちは、身体は内側、環境は外側と、区別しています。でも、内と外はつながっています。空気に包まれているから、呼吸をしたり、会話したりできるのです。空気とじぶんは一体のもの。下條信輔さんはこのように言います。「環境は記憶の外部装置。他者の存在から意識は生まれる。」じぶんとは、環境も全部ひっくるめて、じぶんなのです。

I am a product of my environment.(じぶんは環境の産物)

「生きている」ことより大事なことはない。

「いのちがあるから、生きている」と思っていますよね。実は、いのちがあるから生きているのではなくて、生きているから、そのことを「いのち」と呼ぶのです。生きるとは、じぶんも含めた、周囲の環境全体のこと。いのちは、生きているじぶん。ふれあいをつくる、じかんをつくる。そうやってcreativeであることで、いのちになるのです!

Life is a Verb.(生きるとは、ひとつの動詞)

ケアする世界をケアする

佐伯胖さんは「共感は、自分自身を空っぽにして、そっくりまるごと、相手の中にはいってしまうこと」だと言います。「相手が見ているモノ・コトを、相手の視点から見て、思わず、自分もそのようにふるまいそうになること。保育も「こどもをケアする」といった「上から目線」ではなく、相互的な関わりで、こどもがケアする世界をケアすること。」

Caring with compassion.

ハーモニーとは、生きていること

ローマの哲人皇帝マルクス・アウレリウスは、こう言いました。「じぶん自身と調和して生きるものは、宇宙と調和して生きる。」じぶんの中だけのハーモニーではなく、宇宙自然に一致して生きることがハーモニーです。人生全体のハーモニーを持とうとすることではなく、行為のひとつひとつを調和させること。宇宙自然と一致させる、ひと時こそ。

He who lives in harmony with himself lives in harmony with the universe.

声が、思い出てくる。

50年近く前の光景が、じぶんの内側から湧きあがってくる。はっきりとした声のセリフが聞こえる。人間は息をして生きている。その息のふるえが声になり、ことばになり、声ことばの空気をつくる。その空気は、時間も空間も超えて縦横無尽につながっている。一生に一回の出来事もすべて、声のことばで刻印がされ、自発的に「思い出てくる」のだ。

Memories are all in voice.(すべては声の中に)

結びつけることば [アインシュタイン博士の=]

アインシュタイン博士のことば「E=MC^2」。物質とエネルギーという、それまで別々の概念だと思っていたことが、実は入れ替え可能な「ひとつの大きな概念」の別々の表現だったことに気がついたよ、という意味なのです。物事を結びつける想像の働き、共感。アインシュタイン博士は、その力を活かし、宇宙とのふれあいの中にひらめかせたのです。

Empathy connects you with others.

無意識の力を活かす方法

エンパシームメソッドは、人間に備わった「適応的無意識」のふるまいを起こし、自然な流れで記録し、ふりかえる方法です。自然な身体行為の中にあらわれる、意識で捉えられそうで捉えられない、意識と無意識のあいだの「縁」を捉え、それをとりだして利用できるようにしたデータ「エンパシーム」。じぶんのため、みんなのため、広く活用できます。

Collect your liminal pieces.(無意識のふちをあつめよう)

ひとり、くるくる、たのしむ。

熊谷守一さんは言います。「ひとにはわからないことを、独りでみつけて遊ぶのが、私の楽しみ。」はじめから決まった「答え」を探すのではなくて、なにかおもしろいものに出あえることが楽しい。生きていることも、おなじです。ただ、それをふりかえって実感できる場がいりますね。エンパシームひとつぶんのじかんと場をつくってみてください。

Act as if you are.(そのつもりになってやってみる)

地球に共感する

ライアル・ワトソンさんは言います。「科学者としての私は「太陽があるから光が見える」という。しかし、私の新しい理解では「私が見ているから太陽は光である」といってもおなじように真実であることを示唆する。われわれは地球の目であり、耳であり、われわれの考えることは地球的思考だ。」私たちは、「じぶんと空気のあいだ」に生きています。

Interaction is the soul.(ふれあいが魂)

思いのタネをまく ③ じぶんというタイムマシーン

若い時に、思いのタネをまけばよかった。過去は変わらない。いいえ、じつは、だれにでも、すでに「まいていたタネ」があります。それに気づいていなかった(いまでも、気づいていない)、それが眠ったまま(あることを知らない)だけ。さかのぼって思いのタネをまくことが、できるのです!じぶんというタイムマシーンを生きているのですから。

You can always sow a seed. (思いのタネは、いつでもまける)