Empahemian『You’re not alone』

You’re not alone.(じぶんひとりじゃない)

のびた:この話さ、今日で5日目だよね。
ドラえもん:いままで話したこと、覚えてる?
の:うん。えーと。
ド:続けられるチカラは:

① 時間がないんじゃなくて、心が一杯になっている。
② 気分のことでじぶんと戦わない。
③ じぶんのことを続かない人だと決めつけない。
④ 続いてから、ふりかえればいい。

の:結局、りきむなっていうことしょ?
ド:そう、まず、そういうこと。
の:力むって、力を入れることでしょ?
ド:そう。でも頭の中で力を入れようとすると、ほんとのチカラは出てこないもの。
の:何でなの?
ド:力って漢字で書くと、概念になる。
の:概念?それで?
ド:力を出せとか言うでしょ。
の:あぁ、瞬発力とか、持続力とか。
ド:変でしょ、チカラが発揮されたら、力なのに。
の:どういうこと?
ド:何かが動いて変化して、それをチカラって言うんだよ。
の:うん、そりゃそうだけど。
ド:出す前から、ことばで力っていうから、あたかも力があるみたいに聞こえるよね?
の:あーそうか。ことばのおかげで、話が逆だって言いたいんだね。
ド:そのとおり!
の:「本当にじぶんで出すチカラ」って、言いたくてカタカナでチカラって書いているの?
ド:あたり!さすが。そうなんだ。

Empathemian『続けられるチカラ』

Sit still. You are surrounded by the air.(静かにすわってごらん。空気に包まれているよ)

ド:力は出すもんじゃなくて、出ているチカラに気づくこと。
の:それはわかったけど、やっぱりさ、続けるチカラの元みたいなものが、どこかにあるんでしょ?
ド:それを言うならさ、じぶんひとりで出すのではない、ってことだよ。
の:他人のチカラなの?
ド:それ以前に、身の周りのチカラがある。
の:身の周りって?
ド:のびちゃんが静かにすわると?
の:周りには何もないよ。
ド:そんなことないでしょ。
の:空気?
ド:そう。光があるから見えるでしょ。
の:あ、空気があるから聞こえるんだ、っていうんだね。
ド:地球のチカラ(重力)も働いているよ。
の:わかった。自然のチカラを使うんだね?
ド:そうだよ。ていうか、そのチカラのおかげで生きているんだから。
の:自然に近づけばいいってことなの?
ド:そうそう。自然のチカラで生きているって思えば、楽になるよ。
の:そうか、力むなって、そういうことね。
ド:身の周りのチカラをいただいている。それが真実。

続けられるチカラ ⑥ [みんなのチカラをいただいている]へ続く

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出典・参照:以下のエンパレットなど

ひとりじゃない、みんなおなじ。

みんな、おなじ。[察する力]

作法を共にする道具があるからこそ