メンタル?(鍛えられるのはプラクティスだけ。気は楽に)

サッカーのPK戦。ゴールまでの距離、ボールの速度、人間の運動の物理関係が「成功しない確率」30%を生みます。経験豊富なキッカーでもはずします。勝敗は1人分の差。キッカー選びと順番は大きな要因です。選手に何かできること?メンタル?いいえ、できるだけプラクティスすることです。それ以外に、それ以上に、できることはありません。

Nevertheless, all you need to do is practice.(それでも、できるのは備えることだけ)

Yieldって? 続編 [立ち止まる・待つ・ふれあう]

路をゆずる時。何が起きていますか?どうぞ、と声をかけ、相手に路をゆずる仕草をします。ゆずるとは、じぶんが立ち止まり、待つこと。「じかんを相手にあげる」行為です。じぶんとは何の関係もない、と思うことも、あるいは、路すれちがうも縁だ、と思うこともできます。ゆずる時、そのように想像できる、心の自由が生み出されているのです。

The act of yielding yields inspiration.(ゆずる行為がひらめきを生み出す)

Life is an adventure (4) [ニルスのふしぎな旅]

アドベンチャーは冒険と訳されますが、「危険を冒す」という意味ではありません。語源のラテン語の意味は「何かが起きる」こと。不思議に出会うことです。『ニルスのふしぎな旅』で、ニルスは小人になりガチョウの背中にのって旅をします。ニルスは動物のことばがわかります。動物たちのことばを聞くことで人間のおこないに気づいていきます。

The journey matters more than the destination.(大切なのは目的地よりも旅そのもの)

セルフトーク(ポジティブ思考よりもじぶんに気づくこと)

内なることば(Self-Talk)を変えて、思考をネガティブからポジティブに。よく言われますが、それ以前に、またそれ以上に大切なことがあります。いきなり変えようとするのではなく、ネガティブなことばをつくっている状態に気づくことです。それは、ニュートラルでやさしいことばをかけること。じぶんに声をかけるだけで変わります。

You are not your thought.(じぶんは「自分の思考」ではない)

心は外側に広がり、内側に深まる

サラマンダーが水面にのぼり、パクッと空気を吸ったかと思うと、またもぐって水中をゆらゆら。倒れた木の肌にそって泳いだり、藻にくるまったり。なんとも言えず、うれしい気持ちになります。これぞ、知魚楽の共感!心はじぶんの外側に広がっています。外側の広がりを感じることが内側の深まりになり、内側が深まると外側はもっと広がります。

Be alone to feel connected.(ひとりだから、つながれる)

おなじ空気を吸っている (We live the same air)

「今日、世界中どこにいても、人が息をすると、その呼気の中に少なくとも1個のカエサル由来の分子が含まれている。」岩村秀さんによる、興味深い話。英語で「みな共に生きている」ことを、「みな同じ空気を吸っている」と表現します。本当に、おなじ空気のつぶをわけあっているのですね。時間も空間もこえて、空気で直接つながっています。

We all breathe the same air.

それ、じぶんかも?

ミステリー映画で最も意外な結末は「なんと、犯人は自分だった!」です。驚きの理由は、感情移入して観ている主人公「自分」が犯人の想定から外れているから。ところで、この「自分だけはちがう」という話によく似たことが日常生活にはあります。たとえば、きらいなもの。理由をつくった犯人は?たまに聞いてみるといいですよ、じぶんに。

Isn’t it me?(それ、じぶんかもじゃないかな)

学知にあらず [なぜ、Good morningと言うのか?]

Good morningは「おはよう」と習います。が、これだと肝心な、ことばの心がわかりません。もとは、I wish you a good morning. です。あいさつとは、ねがいをことばにして相手に投げかけることです。それを身につけるには、知識ではなく体験。あいさつをする行為です。心の行為がセンスを磨くのです。

Good morning.(いい日でありますように)

Life is an adventure (3)[ハックルベリーフィンの冒険]

『ハックルベリー・フィンの冒険』を深く味わうには?ミシシッピ河の大自然を背景に、次々に繰り広げられる事件をハックが逃亡奴隷ジムと共に切り抜けていく物語です。勇気のある行動とか、モラルの決断といったものは、頭で考えてできるものではないようです。その都度、最善を尽くして行動する過程そのものが、勇気であり、モラルなのです。

If you tell the truth, you don’t have to remember anything.(真実を語っていれば、何も覚えておく必要はない)

チャンスはいくらでもある!(偶然の本質)

何かが起きること、偶然の出来事、運のことを、英語でチャンス (Chance)といいます。「何がおきるかわからないが、何かが起きる」ということに「心をひらけば」チャンスは、いくらでもあります。「世界は偶然のことでできている」としたら、じぶんが関わり方を広げればよいのです。ストリートビューで起きたこんなエピソードをどうぞ。

Chance favors the prepared mind.(偶然は、ひらかれた心に起きる)