贈ることのありがたさ

オー・ヘンリー作「賢人の贈り物』は、一見失敗談に見える偶然のできごとを、この世でもっともwiseなことだと結びます。じぶんよりも相手を大切にするお互いの心が確かめられたこと。wiseとは、頭がいいことではなく、習慣によって培われた知恵のこと。それは偶然起こるようで、ふだんの行いの中に種がまかれています。

Things happen.(ものごとは、起きる)

Less is more (5) 平易なことばの表現力

使うことばを工夫して制約することで表現力が格段にあがります。何かを説明するのに多くのことばが必要ということは、じぶんの中でまだ「かみくだかれていない」という証。「英プラ」は、ひと息で言える声セリフ、手のひらにフィットするカードの1行分の、平易なことばを組み合わせることで、複雑なこともシンプルに表現するプラクティスです。

Life is an adventure (1)

冒険とは未知にであうことでじぶんが変化する物語。知らないところではじめての体験をして帰ってきます。未知のものごとにふれることで、じぶんの心の世界が広がります。子供の頃、あんなに楽しかった冒険の絵本を、大人になると読まなくなるのはなぜでしょう?「なんともない」ことにじぶんを慣らしてしまったからです。冒険がないからです。

Inspire Wonder.(未知に心をひらいて)

うつすメソッドとは?

メソッドと、ギリシャ語源のことばで「みちにそって進む」という意味です。エンパシーム・メソッドは、エンパシームを自己の修養、プラクティスのメソッドです。また人を助けあうメソッドでもあります。じぶんを映し、さらに写したものを活かすことで、ひとつの路をつくり、つなげる方法。エンパシームは、映して、写して、移すメソッドです。

Reflect yourself in Empatheme. (エンパシームにじぶんをうつす)

静穏と縁 [ムーミントロール]

埼玉県飯能市にできたテーマパーク「ムーミン谷」は、10年ほど暮らしていたスウェーデンの風景によく似ています。こどもころ探検していた川の水が、ズイドウとよばれる地下トンネルでその湖に注がれていたことを思い出します。縁ということばは、ものごとのつながりや、そのようになる、めぐりあわせという意味ですが、そのことを実感します。

I don’t understand a thing.(何ひとつ、わからないよ)

思い出すから記憶になる

記憶があるから、思い出すのではありません。思い出すから、記憶になるのです。思い出すのは、脳がひとりでやっているわけでありません。道具の手助けなしには、なかなかでてこないものです。記憶は「つながり」です。つながりによって、その都度、アウトプットされてくるものです。50年以上前の、一枚の写真からのエピソードです。

We don’t remember days. We remember moments.

すむ

Relax.(身心を楽にして)

和語の響きには、ものごとのふるまいや様子を表すコンセプトが宿っています。すむとは、静かに待ち、おちつくことです。何かいろいろな努力をしないと「澄んだ心」にならない、と構える必要はありません。静かにすわり、息をゆっくり吐くことです。エンパシーム「あゐてにふすいま」の[ す ]は、ひと息ぶん、すむ「間」です。

(これから)じぶんになる

Be yourself.(じぶんになろう)

Be yourself。このことばは「じぶんらしくあれ」とか「じぶんに正直に」とか、いった意味で使われますが、むしろ、「じぶんになれ」です。「じぶんらしく、っていうけど、飾らないでいい、構える必要はないよ」と言われても、そもそも、じぶんのことはよくわからないのですから。これから、じぶんになれば、いいのです。

間をつくること、生きていること。

「間」というのは、生きていることを確かめる時間の区切り、切断、響きである。間は、何か身をまかせた愉快な、やわらいだ、こころよさ、その美感が、ほのぼのと生まれてくる。道を極めるアートやスポーツに匹敵することが、だれでもできる。静かにすわり、じぶんをふりかえること。1日1回、小さな間をつくり、[いま] に委ねること。

Cultivate your moments.[いま]を耕す。