夢の話が不思議というより、不思議に思わないから夢。

夢は現実の投影された「つくり話」か?それとも、つくり話による、夢という現実か?眠っている間にも脳は働いています。つくり話は想像の産物。目をつぶって見る、自作自演の映画。いろんな人やモノが自由に出演する番組。しようとすることが不自由で思うようにならない物語。と、決めつけるわけにもいかない、予想のつかない現実でもあります。

Dreams work when you live them.(それを生きることで夢になる)

そのつもりになる力|Act as if you have it.

脳の本領はフリをすることです。イメージを思い浮かべるのは脳が見るフリ。リズムを思い浮かべるのは脳が聞くフリを。あなたは風船ではないですよね?じぶんは風船ではないからこそ。想像力とは「そうではないものになろう」とする時の、差分です。じぶんではない、相手の身になろうとうする時、差分。その差分を埋める力があなたの想像力です。

Act as if you already have it.(もうできるつもりでやってごらん)

松も時なり、竹も時なり|You are time.

道元禅師『正法眼蔵』のことば「松も時なり、竹も時なり」。あらゆる存在のひとつひとつに世界があります。時がなければ、山も海もない。山も海もなければ、時もない。時間と存在は一体です。時は経過ではなく、存在の表す働き。ふだんは忘れていますが、ひと息にのせた声、ひとことのことばが、生きていることを感じる時間の最小単位です。

I am time.(じぶんの存在が時間)

縁は無数にできる|心をひらく小さな会話

「袖振りあうも他生のご縁」ということばがあります。偶然、袖が触れるぐらいの、わずかな出会いにこそ、つながりを発見できるのかもしれません。目を向け、耳を傾け、手で触れてみる。どんなことでもよいから。ひとつひとつの出来事は、たまたま。偶然の現象です。何であれ、よろこんで受け入れるという姿勢になると可能性は無数に広がります。

The chances are numerous. (奇遇はいくらでもある)

声は、海を渡る|『母をたずねて三千里』と、アルゼンチンへ渡ったイタリア人

『母をたずねて三千里』は、アミーチスの小説『クオーレ』に収められた「五月のお話」です。少年マルコの旅の背景には近代国家になったばかりのイタリアの貧しさと移民の歴史がありました。それは明治の日本とも重なります。家族を助けるために母が海を渡る。残された子どもが手紙を待つ。便りが途絶える。そして少年が母をたずねて海を越える。

Voices cross the ocean.(声は海を渡る)

Expressionist painting of a figure on a bridge with an agonized face, swirling orange sky and dark fjord in the background.

叫んでいるのはだれ?|ムンク『叫び』の誤解の誤解

ムンクの『叫び』。実はこの人は叫んでいるのではない、世界の叫びを聞いているのだ、という解説がされます。でも、その説明もまた、まだ途中なのかもしれません。自然の叫びが、その人の身体に宿る。その人の身体を通って、私たちにも聞こえてくる。ムンクが描いたのは、叫びの主ではなく、叫びに貫かれ、叫びになってしまう人間です。

You become it.(じぶんがそれになる)

見えない方程式②|右側も左側もじぶんでつくる

よく広告やマーケティングでつかわるフレーズ。勝利の方程式。成功の方程式。幸福の方程式。そういうものがあると飛びついて、教えてもらいたい。と、一瞬も思うかもしれません。でも、違和感が残ります。なぜでしょうか?それは、右側が「他人の結果」だからです。同時に、左側は自分がまだ体験していない、トライしていないことだからです。

You’re the equation.(じぶんが方程式)

相手の星になる|理解ではなく、相手の側になること

上田閑照さんは、こう言います。「見上げている星からこっちをみたらどうだろうか。逆の方から見るという見方の逆転を通してはじめて無限性にふれることができる。自分を出発にして考えるという考え方がどこかで翻らないと、無限性に触れることはできない。そして、無限性にふれてはじめて何かを手放すことができるようになるのだろう。」

Become the other’s star.(相手の星になる)

生まれた意味がわかる日|念ずれば、花ひらく

人生には、ふたつ重要な日があります。ひとつは生まれた日。いえ、ふたつめの日が訪れた時に、ひとつめの日ができるのです。いつどのように現れるのでしょうか?それは、生きている証、生きていくことの意味を実感する日を、信じることです。信じることばを声にして、それををじぶんで聞くことです。念ずる心の路を歩めば必ずやってきます。

The two most important days of your life are the day you were born and the day you find out why.

本当のじぶんは、ひとりの時にあらわれる

本当のじぶんは、こんなじゃない!そんな気持ちになることもありますね。でも、もし本当のじぶんが他にあるなら、何も悩むことはありません。暗闇にいるじぶん。ひとりでいるじぶん。だれも見ていない時のじぶんが本当のじぶんです。だれも見ていない、ひとりだからこそ。「ひとり」は勇気です。ひとりになること、ひとりでふるまう姿が勇気。

Character is who you are in the dark.(だれも見ていない、ひとりの時のふるまいが、本当のじぶん)