エンパレットのカテゴリー Inspire 発想

思い出しながら生きている|声でたどる「じぶん民俗学」

谷川健一さんは言います。「民俗学は、歴史学とはちがい、現在から過去へと思い出していきます。」私たち人間の記憶は、歴史年表のように記録されているのではなく、思い出すことば、情景によって、その都度、演出されます。私たちは、 声でことばを紡ぎ、思い出しながら生きています。思い出すことで、想像をつくりながら、生きる存在です。

We are because we remember.(思い出すことで生きている)

あとから共感素になる

音素(Phoneme)は、組み合わて言語を構成する単位。エンパシーム(Empatheme)も、これにならい、共感 (Empathy) という現象の最小単位になるという意味です。それがなぜ「共感の素」なのか?共感という現象は、自然にわき起こる気持ち、無意識的なものです。相手に共感しているじぶん自身に後から気づくものです。

カモメに飛ぶことを教えた猫|共に歩むこと

ルイス・セプルベダ『カモメに飛ぶことを教えた猫』は、猫とカモメ母子とのジョイントベンチャーです。ビジネスでは企業同士の合弁事業を指しますが、ちがうものが互いに力をあわせ、助けあう冒険です。そこには、異なる背景を持った人たちが集まり、違う考えをぶつからせながら、共に感じ、共に歩むことで、共に学んでいく尊さがあります。

The whole is greater than the sum of its parts.

センスを身につける [実はいちばんはじめに大切なこと]

ことばのおかげで考えることができ、人と心をわかちあうことができます。その根源は身体を使って出す音とリズム。ふれあい、つながるという営みがことばの本質です。声の音とリズムが、身ぶり、手ぶり、表情と結びついて、イメージできるからことばになるのです。ことばは、五感を使った総合的なセンスで、ふれあうこと、やりとりすることです。

To err is necessary. (間違えることが必要条件)

考えを発明する① コンピュータという思想

チャールズ・バベッジは、コンピュータという思想の先駆者です。道具としての計算機から、システムとしての自動計算機を発明しました。コンピュータというと、計算能力(どれだけすごいか)ばかりが取りざたされますが、コンピュータはそれ以前に「人間と共に働くもの」という思想です。それは人間を含めた全体をシステムとして考えることです。

I am also a computer.

じぶんへのサイエンスを見つける

人間の目と心と科学の方法が、共同作業で自然の法則を見つけること。それを表現し、今までよりも一歩深く、わかろうとする営み。人間の心の働きも含めた営み全体が、サイエンスです。エンパシームは、じぶんのふるまいをじぶんの心で観察し、その情報をじぶんでふりかえるための、科学的なアプローチと心のプラクティスをつなぐ「しくみ」です。

Work together.(ともに働く)

電気のつぶが、身にしみる時。

私たちの身体内には神経を伝わる電気があります。実は、意識や運動を支えているのが「生体電気」現象です。電気はじぶんの身体内の出来事なのですが、身体が自律的に働いてるので、実感は持てません。ただし、かいま見ることはできます。虫歯や神経痛など「神経にふれる」激痛が走る時。つらいですが、身をもって実感できる、学びの機会です。

Do you know what you are made of?

身につけるしくみ ⑤ (表裏)無意識の縁を捉える Unlearning

技を身につけるとは、はじめは意識してやっていたことが、くりかえしによって無意識的になることです。学びは、無意識的な動きの手本をまねることから。速すぎると感じる部分を取り出して、いったんゆっくりにして意識してプラクティスすること。それがだんだん無意識的になるまでくりかえし、ふりかえること。そしてあとでことばにできること。

Learn to unlearn.(学ぶとは、学び直すこと)

考えを発明する ③ そのつもりになるだけで

Invention is the mother of necessity.(発明は、必要の母)

必要は発明の母ということばがありますが、じつは、発明は必要の母でもあります。発明は、答えを探すのではなくて問題を見つけること。それがもうそこにあるつもりで、想像したもので、何かが解決できることが、問題の発見。想像が先にありコンセプトがつくって、それでどんな問題が解決するのか。つくってみる。試して、具体化することが発明。

考えを発明する ② 答えではなく、問題を見つける

発明とは、問題を解決するような役に立つものをつくることではなく、まず、問題を発見することです。これまでそのようには誰も見ていなかったことに、新しい見方をつくること。解決策を探すのではなく、問題を探すのです。発明は日常生活の中で「あたりまえになっている」じぶんの見方に新しい風をいれること。逆さまに想像してみることです。

Create ideas that you can find problems to solve with.(解決すべき問題を見つけるためのアイディアをつくれ)