見ているのは事実?|過去の推定を見ている

テニスのライン判定、野球のストライク判定、サッカーのオフサイド判定。画面に現れる精密な映像は、実際に起きた出来事の再生ではありません。複数のカメラによる観測データから、後で推定し、再構成したものです。が、私たちは、その映像を実際に起きたことそのものとして見ています。見ているのは事実そのものではなく、過去の推定なのです。

We see what we think happened.(私たちは、起きたと思っていることを見ている。)

母も時なり⑥|Every day is a gift(毎日が、かけがえのないおくりもの)

10年前、心臓手術で臨死を体験した母は、「Every day is a gift.」を毎日声にすることにした。そして、本当に10年が経った。95歳の母は肺炎で呼吸が止まり、救急処置を受けた。三日後、目を開けた母に10年前の肉声を聴かせると、口元が「Every day」と動いた。その声がエンパシームの最初のシードだった。

Every day is a gift.(毎日が贈り物)

母も時なり⑤|いちばんうれしいことば

94歳の誕生日を前に、母が語った「いちばんうれしいことば」。二十歳で八歳の娘の母となり、苦労を経て深い絆を築いた母。娘との突然の別れを乗り越え、今は私の妻から「お母さん」と呼ばれることを何より喜ぶ。1年半後の今日、病床の母にその肉声を聞かせると、声は出ないが、うなずき、口を動かして「そうよ」と応えた。たましいの絆よ。

ロケットだって、ひとりじゃない [気を楽に、身を軽く]

プラクティスはロケットに似ています。でも、ひとりで舞い上がりさっそうと宇宙をゆく姿のことだけではありません。ロケットは(1)ひとりでは飛び立てず(2)身体のほとんどは燃料(3)宇宙空間だから飛び続けられます。ロケットだってひとりではありません。手助けがあり、軌道にのれば飛んでゆけます。気を楽に身を軽くしてゆきましょう。

Being alone is not alone.(ひとりでも、ひとりじゃない)

Be alone to feel connected.(ひとりになるから、つながりがわかる)

共創 AI 英語サイエンス&アートラボ 2026

千代田中学校・高校「藤華祭」(2026年10月18日)で、「共創AI 英語サイエンス&アートラボ」の前期活動を発表。AI画像と声によるストーリー制作を通して、創造・再現・想像・実践に取り組み、AIの特徴や人間の気づきについて考察。自発から自走へとつながる学びを、プレゼン・デモ・質疑応答を収録した約10分の動画で紹介。

見慣れたものは、見えない|Mr. Beanはどこから来た?

滑稽なふるまいをする、おなじみのMr. Bean。彼は宇宙からやってきたのかもしれません。オープニングをよく見ると空から落ちてきています。ほとんどの人は気づいていなかったかもしれません。先入観があると、何度も見ていることも見過ごしてしまいます。一度そう見えると以前のようには見えない。Unlearningのヒントです。

Once you see it that way, you can’t unsee it.(一度そのように見ると、それ以外のものには見えない)

ミルクの対話|赤ちゃんが教えてくれること

母乳は、母親が赤ちゃんに与える食料。そう思っていたら、実は双方向のやりとりでした。赤ちゃんが乳を吸うとき、唾液に含まれる微生物などが母親の乳管に入り込みます。母親の身体は赤ちゃんの状態に応じて母乳の成分を変えます。「授乳」ということばを知っているからこそ、反対方向の働きを想像できなかったのです。これもUnlearningです。

Mother’s milk is a two-way conversation.(母乳は、母と子の双方向の対話)

母も時なり④|創発する心の世界

脳幹梗塞でことばを失った母が、1年半の回復を経て、長男の誕生日を「みんなで、盛大に」と語った。予定のない話でも、それは母の心にいま起きている真実である。記憶と想像は重なり、願いはまだない世界をことばにする。和歌の「もがな」「なむ」にも通じる、人が生きながら心の世界をつくり続ける、創発と回復の姿を母の声から見つめる。

Practice who you become.(なりたいじぶんを、プラクティスする)

バラツキをへらすと、動きが活きる|へらすと、活きる⑥ Less is more

上手い人の動作の共通点は「ムリ・ムダ・ムラ」が少ないこと。(1)していることにムリがある(力みすぎ、じぶんのキャパを超えている)(2)していることにムダがある(余計なところに力がかかっている、じぶんの力をムダにしている)(3)していることにムラがある(バラついている、安定していない)この3つを減らすと効率・効果が高まります。

Less is more.(バラツキが小さくなれば、スキルは上がる)

情報量をへらすと、見えてくる|へらすと、活きる① Less is more

アンセル・アダムズは、アメリカの大自然をモノクロ写真で撮りました。白黒はふたつの階調しかありません。でも、そのおかげで、より印象を深く、採り出すことができます。情報量を減らすことは、情報をへらすことではありません。Less is moreです。情報を量をへらすと印象がふえ、余計なものを取り去ると感動が増えます。

You don’t take a photograph. You make it.(写真は、撮るのではない、つくるのだ)