気づいていなくても、人はいつもポエジーを生きている。
昔、ラジオで初めて、地球の裏側の声を聞いた時、それは大宇宙でした。谷川俊太郎さんは、それがポエジー(詩情)だと言います。「詩には、行分けで書かれた詩作品という意味と、英語でいうポエジー、詩情、その二つの意味がある。」ポエジーはあらゆるところにあります。人は、じぶんでは気づいていなくても、いつも詩情を生きているのです。
Words connect you with others.(ことばが人をを結ぶ)
エンパレットのカテゴリー Inspire 発想
昔、ラジオで初めて、地球の裏側の声を聞いた時、それは大宇宙でした。谷川俊太郎さんは、それがポエジー(詩情)だと言います。「詩には、行分けで書かれた詩作品という意味と、英語でいうポエジー、詩情、その二つの意味がある。」ポエジーはあらゆるところにあります。人は、じぶんでは気づいていなくても、いつも詩情を生きているのです。
Words connect you with others.(ことばが人をを結ぶ)
天神講で聞いた紙芝居『青の洞門』。了海は、ひとりでトンネルを掘り続けます。来る日も来る日も、休むことなく、危険な岩壁を、のみ一本で掘り進むのです。物語りにすっかり引き込まれ、じぶんも了海になっていました。いまでも、紙芝居を演じてくれた、五年生のお姉さんの声が聞こえてくるようです。そして、海の色が蘇ってくるようです。
Your voice remembers you.(声が覚えている)
幼年・少年期(本当は生涯を通して)声に出して「ものがたり」を体験すると、後々、大きな力になります。読み歩み、読み語りあい、共に感じる時間。英語ではRead aloudと呼びます。声に出すことで「共に感じる」体験が共有され、見えない体験として、身心に刻まれるのです。それは、生涯の贈り物を一緒に手づくりでつくる体験です。
We are making our own stories.
ふりかえって声にだしてはじめてカタチができる。ふりかえらないと、じぶんに気づけません。ふりかえりを身につけると、何かに夢中だったということに後から気づけます。そんなふうに、気持ちは後から生まれてくるもの。好きになろうとしているじぶん自身に気づけば、じぶんが変われます。それが続けられるチカラの中で、いちばん大きなチカラ。
Love what you do.(好きになろうとするチカラ)
「持続力」といいますが、そもそも、続けるというアクションはありません。行動が続いた後で、その事実を後から「続いた」といいます。時間がない!ということばが口をついてでてきたら、思い出しましょう。「じぶんというコップが一杯ではない?」と。時間ではなく、じぶんの心が一杯なのです。静かにすわってじぶんに聞くだけで変わります。
Isn’t my cup full? (コップ、あふれてない?)
あ!花の中に虫がいたんだ!後でふりかえることで、気づくことがあります。気づいていなかったことに気づくのですね。没頭の本領はふりかえりにあります。没頭して、その後、没頭しっぱなしではなく、ふりかえると気づけることがあります。没頭の最中には気づけません。他のことを忘れている状態が大事。没頭していたじぶんがいるからこそ。
It clicks afterwards.(後でピンとくる)
ことばは、脳内に湧き上がるモヤモヤしたかたまりを音の列に生成して出力するしくみです。「声の身体運動」そして「運動化の記憶」なのです。聞くことと話すことは一体です。くりかえすプロセスで無意識化・自動化し、脳内に運動パターン蓄積します。インナースピーチ化によって運動プログラムが構築する過程が、ことばを習得する営みです。
Language lies in your inner movement memory.(ことばは内部運動の記憶)
50年近く前の光景が、じぶんの内側から湧きあがってくる。はっきりとした声のセリフが聞こえる。人間は息をして生きている。その息のふるえが声になり、ことばになり、声ことばの空気をつくる。その空気は、時間も空間も超えて縦横無尽につながっている。一生に一回の出来事もすべて、声のことばで刻印がされ、自発的に「思い出てくる」のだ。
Memories are all in voice.(すべては声の中に)
良寛さんの「心月輪」(しんがちりん)は、鍋ぶたを見てひらめくエピソードです。何かひらめくとは?わずかなひとときを大切にし、続けていくというプラクティスがいります。ものごとを抽象して、かぞえられるという不思議な力が、私たちのだれにも備わっています。ひ、ふ、み、とかぞえるだけの、わずかなじかんを持つだけです。
Count one, two, three.(ひ、ふ、み、と数えよ)
ダニエル・カーネマンは、人間の思考を「速い・遅い」という2種類の脳の情報処理で区別します。システム1は、直感的に情報を処理する速い思考。日常生活の大半は無意識的に物事を一瞬で把握するシステム1。システム2は意識的に情報を処理して、理解・判断する遅い思考。人間の思考は限定的に合理的なので両者をうまく活かす必要があります。
We are rational, but not that rational.(合理的?それほどでもない)