内側が育つ|Grow From Within ⑥ 同じことをしていても、育ち方はちがう
同じことをしていても、育ち方はちがいます。教わったことが同じでも、いつのまにか、じぶんのやり方でプラクティスしているからです。その過程を映すと、十人十色、さらに一人十色の姿が見えてきます。くりかえす中で生まれる小さな予感や自問に気づき、そこに人がよりそう。その一回一回が、じぶんの内側を育てていきます。
The same seed grows differently. (同じタネでも、育ち方はちがう)
エンパレットのカテゴリー Inspire 発想
同じことをしていても、育ち方はちがいます。教わったことが同じでも、いつのまにか、じぶんのやり方でプラクティスしているからです。その過程を映すと、十人十色、さらに一人十色の姿が見えてきます。くりかえす中で生まれる小さな予感や自問に気づき、そこに人がよりそう。その一回一回が、じぶんの内側を育てていきます。
The same seed grows differently. (同じタネでも、育ち方はちがう)
できるようになると、身体や認知の働きが変わり、できなかった時のじぶんには戻れません。だから、相手に何が見え、何が聞こえているか、その内側を直接体験することはできません。お手本ややり方を示すことはできても、代わって調節はできない。じぶんでやってみて、気づき、調節する。そのプラクティスによりそうことが外からできることです。
You can’t undo experience. (経験したことは、元には戻せない)
人から届いたことばを、じぶんの声で響かせる。それが、ことばのタネをまくことです。声にし、聞き、思い出し、経験と重ねるたびに、ことばは内側で生まれ直し、心の働きになります。じぶんを励ましたことばを、今度は人に届ける。ことばは声となって人から人へ渡り、それぞれの内側で育つ。そのプラクティスのエッセンスは、あなたの声です。
Seed your words. (ことばのタネをまく)
人は、外から教えられたことだけで育つわけではありません。逆上がりも自転車も、じぶんでやってみて、思ったようにならず、違いに気づき、調整することで身につきます。答えも、本人の中に問いが生まれてから届く。プラクティスとは、教わったことをじぶんの中で働かせ、自己調整をくり返す時間です。人が育つのは、ここからです。
Practice is self-adjustment. (プラクティスとは、自己調節すること)
プラクティスで声にしたセリフを、その場だけで終わらせません。歩きながら、電車を待ちながら、ふと思い出して口ずさむ。何も見ず、聞かず、自分から声にする回数を増やし、覚えていることばを自然に出てくることばへ変える。日常の中で反復し、じぶんのものにします。場面やリズムごと取り出し、考えなくても口から出ることばへ変えていきます。
気づくとはどういうことか?それは、違いを見つけること。お手本とじぶんの声、前のじぶんと今のじぶんを何度も聞き比べるから、違いや変化に気づけます。気づけない違いは、スローにして時間を広げ、小さなズレを捉える。聞き直し、比べ、書き、もう一度声にする。気づけないじぶんを助けながら、自分で気づき、直せるプラクティスを育てます。
Listen to your voice. Slow it down. (じぶんを聞き直す。じっくりと)
文字で覚えた英語には、日本語の音のしくみでつくったFAKE音が結びついています。文字に戻らず、手本で聞いた実音を思い出す。そのために、相手の表情や動き、情景を思い浮かべます。場面と意味と音を結び、手本なしで想起して、すぐ声に出す。英語耳°トレイルは、思い出すこと自体をくり返し、必要な瞬間に音を呼び起こす力を育てます。
Recall the scene. (場面を思い出す)
ことばは、考えてから処理するのでは間に合いません。聞こえた音を認知し、記憶から取り出し、声にして再現するまでを秒内で行う。短いセリフに時間制約をかけて反復し、時間をかければできることを、その場で瞬時にできる処理へ変えていきます。聞く、取り出す、声にする。その一連の動きを短時間で何度も回し、会話で使える瞬発力を鍛えます。
Process it with intensity. (処理力を鍛える)
ビートとは、音を等間隔に刻む時間単位です。英語は、ストレスから次のストレスまでの時間にあわせて、間の音を短くし、弱め、つなぎ、ときには端折ります。手本の音の長短を聞き、日本語のように一つひとつの音を均等に並べず、ビートの時間枠に収めてセリフ全体をまねる。速すぎて聞こえない音の正体を、耳と声でつかむプラクティスです。
Fit to the beat. (ビートに乗せて言う)
英語の音は、単語ごとにはっきり区切られず、短くつながったまとまり「チャンク」として流れます。文字の区切りに縛られず、聞こえた音のまとまりを小さく分けてまね、またつなげる。それをくりかえすことで、知っている単語と実際に耳に入る音のギャップに気づきます。単語をひとつずつ読むのではなく、音の長さやつながりごとに声に出すこと。
Chunk the sound. (音をまとまりにする)