エンパレットのカテゴリー Inspire 発想

止まっているとは? [見え方を変えよう]

天動説は、Geocentrism。 地球を中心にして宇宙の星が動くという見方。一方、地動説は、Heliocentrism。太陽を中心にして、地球が動いているという見方。地動説が正しくて、天動説はまちがっているという知識が定着していますが、本質は「どちらが正しい答えか?」ではなく、全体をどのように見るかです。

Try to see it the other way around.(向こう側から見てみよう)

空気は生きる力をつくる(声のつぶで見えます)

梅田規子さんは言います。「心は見えないが、動いている。空気の動きが融合し、まとまりとして統合する。まとまり同士がさまざまなパターンを生み出す。そのようにして私たちは、心を通わせたり反発したり、影響されたりしている。この世はなんとも不思議で、わくわくする。」エンパシームで、そんな不思議な体験をかいま見ることができます。

Inspire wonder.(ふしぎを胸に)

耳と目の結婚 (1) [スリリングなストーリーの入り口]

古い地名・人名・神社名・伝承から日本人の信仰や意識の古層を解き明かし、民俗学の発展に大きな功績を残した谷川健一さんはこう言います。「古代の歴史は「耳と目の結婚」として象徴的に捉えられる。」この話は示唆的です。人間のことばも音のつながりとイメージを結びつける働き。 耳(聴覚)と目(視覚)の結婚で言語が誕生したのです。

Listen to what you can see.(見えるものに耳を澄ます)

種の中の種子が育つように(肉声のシードをまく)

柿の種の周りについたゼリー状の食物繊維を取り去ると、茶色いのツルツルの種がでてきます。が、それは柿の種でなく、種子を包む殻です。本当の種はその中にあります。茶色尾の殻は、いわば「芽生えの素」をいれたカプセルです。エンパシームも、おなじです。静穏の空気に声のタネ(Seed)をまいて、育てます。じぶんを育てるタネなのです。

Nurture your seeds.(タネを育てよ)

心は外側に広がり、内側に深まる

サラマンダーが水面にのぼり、パクッと空気を吸ったかと思うと、またもぐって水中をゆらゆら。倒れた木の肌にそって泳いだり、藻にくるまったり。なんとも言えず、うれしい気持ちになります。これぞ、知魚楽の共感!心はじぶんの外側に広がっています。外側の広がりを感じることが内側の深まりになり、内側が深まると外側はもっと広がります。

Be alone to feel connected.(ひとりだから、つながれる)

じぶんの影をうつす「形端影直」

唐代の詩人、王勃の詩に「形端影直」ということばがあります。形は影に現れる。写った影によってじぶんの姿がわかる。映り出たものを見なければ、じぶんの姿はわからない。一方、影だけをつくることも、影だけまっすぐにすることもできない。姿勢をつくることと、そのとおり現れることは一緒のこと。このことばにプラクティスの核心があります。

Reflect your micro-actions in Empatheme.(小さなふるまいをエンパシームにうつす)

Less is more (15) 粉粒のように小さい花の理由

白い粉つぶのような小さい花。ほとんど花とは気がつきません。そっと手を添えて目を凝らしてよく見ると、その存在にようやく気がつきます。なぜ、こんなに小さいの?花にたずねたとすると?こんな戦略があるそうです。①受粉効率 ②資源分配 ③花粉保護 ④フルーツ主義 小さな花のひとつひとつがおいしい実になります。さて、この花の名は?

Less is more. (小さいほど、大きな収穫)

気づく③ じぶんをみちびくガイド(エンパレットでじぶんと照らし合わせてみる)

気づきが起きやすくなるような、しぜんにそちらにみちびかれていくような方向づけとガイドがいります。みちびくとは、そこへつながる「みち」をつくり、ガイドすることです。エンパレットは、毎日、題材を提供し、あなたがじぶん自身と照らしあわせることで、気づくきっかけをつくります。気づく習慣にみちびくエンパシームメソッドの一部です。

Guide yourself with Empatheme.Practice Empatheme.

気づく②くらべるものがないと気づけない

気づくとは、くらべることです。ふたつのものを比べて、その差分を捉えることです。くらべるものがないと、気づきようがありません。「裸の王様」に欠けているものは「こうありたい」とねがう、じぶん自身の姿です。ねがう気持ちが、気づきの土壌になるのです。ねがうとは、じぶんの中に、いつでもくらべられるじぶん像をつくることです。

What you wish to become shapes your self-awareness. It works as the reference to your self.(ねがいが気づきをみちびく。ねがいはふりかえるじぶん自身の参照先)

さかさまに考えると気がつく

「逆問題」と呼ばれる問題の捉え方があります。物事を想像したり、調べて推測したりする時、順方向に考えるか、逆方向に考えるか。順方向とは、原因から結果、入力から出力を求めること。逆方向とは、結果から原因、出力から入力や入出力の関係を推定することです。実は、ものごとをさかさま方向に捉え直してみることで、気づくことがあります。

Try the other way.(反対むきにやってみよう)