エンパレットのカテゴリー Inspire 発想

寄りそいあえるコミュニケーション(3)[余白の中に心がある]

メッセージを包む余白部分が、心のつながりをつくる力です。相手とのやりとりが固定され、余白が切り落されたままになると? 行き場がない、追いつめられる、煮つまる、ことばひとつに腹が立つ、といった心の問題が起きます。ネットが日常の大きな比重を占める生活の現場でこそ、本当によりそいあえるコミュニケーションを実現するには?

Walk alongside.(寄りそって)

未知の世界をのぞく

珪藻(けいそう)は、コンブとおなじように、藻(も)なのですが、水に溶けているガラス分をとりこんで殻をつくります。地球上の1/4の酸素を算出していると言われます。太陽の光でガラスの殻をつくる生き物。川原から拾ってきた石の裏側から、地球全体の何億年まえとつながる想像の世界。その世界を顕微鏡でのぞいてみることができます。

It’s wondrous.(ふしぎはたのしい)

心はつながり、そのもの [線上のつぶどうし]

偶然の出来事。よく、そう言いますね。ひとつひとつは、たまたま。その時かぎり。でも、そのようなことが、たくさんおこります。なぜ?心がつながっているからです。というよりも、心はつながりそのもの。つながりが多いと、偶然の出来事も多い。心はつながりであるとともに、すでにつながっていたことに気づくことでもあるのです。

It happens all the time. (いつも、起きている)

ココロのタイムカプセル① [カプセルって何?]

カプセルというと?小さなピースを入れた容器。地中に埋める記録。中身を守る殻。エンパシームはココロのタイムカプセル 。あなたがふりかえるココロをおさめます。カプセルの特徴を備えたデジタルデータ。ココロのふるまいがひとつふたつと数えられます。その中でシード(声のタネ)が育ちます。安心して仲間とシードをわかちあえるメディア。

You are the time capsule.(じぶんがタイムカプセル)

Seed by Seed ④ [タネはみんなでひとつ]

粒はひとつひとつ別々だけれども、全体(仲間のタネといっしょ)でタネ。素粒子物理学も、仏教哲学も「粒の存在はひとつひとつでありながら、全体でひとつ」ということを唱えます。ものごとを、わけへだてて、因果関係だけで考えてしまうのが、私たちのものの見方。それを毎日の生活の中で気づかせてくれるのが、ことばのタネ、シードです。

We are one.(みんなで、ひとつ)

じぶんで考えるヒント(マプア大学にて)

We are made by nature.(人間もテクノロジーも自然発)

「AIは脅威ですか?」マプア大学工学部でオンライン講演の際、ひとりの学生からの質問。AIは、人間の生み出す複合的なテクノロジー。怖いと感じるのは人間の心。AIの中核はコンピュータによる最適化計算。複雑な物事を捉えようとする人間の営みであること。人間がつくりだしているものに、じぶんがどのように向きあうか。そのための姿勢。

決定力?[すべては、ふだんのチカラ]

スポーツでよく使われることば、決定力。プレッシャーのかかる場面で落ち着いてゴールを決められること。突然、決定力は出せません。そもそも、決定力という力は存在しないのですから。ふだんプラクティス(予行演習)していることができるのです。プラクティスは、じぶんが変化する過程です。その原点は、そのことをいつもふりかえることです。

Keep yourself composed.(平常心)

ことばの種は、あとから芽生える

父が他界するまでの5年間、「ひらがな文字盤」がふれあう場でした。父の左手を支え、指先がひらがなにふれるごとに、私が一音ずつ発音します。ことばは、声で、声は息でできています。息は身体のふるまいで、そのふるまいは、お互いが相手とふれあう小さな空間で生まれます。そこにできる、じかんのリズム。それが心であり、ことばです。

Live for others.

いのちのつぶを注ぐ

日野原重明さんは言います。「からっぽのうつわのなかに、いのちを注ぐこと。それが生きるということ。」時間という入れ物に、いのちをふきこめばその時間が生きてくるのです。エンパシームは、ひと息ごとの声つぶを入れる「タイムカプセル」です。「いのちのつぶを注ぐ」思いをイメージして、大切なことばを育むじかんになります。

Pour your life moments into Empatheme.

Seed by Seed ③ [タネが育つ場]

イエスキリストが群衆に語った「種まきのたとえ話」は、ことばをタネに見立てます。ふさわしい場にまかないとタネは育ちません。声に出すことばは、タネまきとおなじです。1日をふりかえり、静穏の中に、タネをまく。声にだすと、じぶんの耳に届きます。タネの周りを手入れすることで、タネは芽が出て茎を伸ばし花を咲かせ、実を結びます。

Seed yourself.(じぶんにことばのタネをまけ)