見えるものをしっかり見よう
『星の王子さま』に出てきます。「いちばんたいせつなことは目に見えない。」実は、見えるはずのものが、見えていない、気づいていないのかもしれません。また、直接は目に見えなくても、何かに映して間接的に見ることができます。手でふれる、味わう、耳で聞く、体に響かす、声で呼び出す、心で察する、というふうに感じ取ることもできます。
See it through.(先まで見てごらん)
エンパレットのカテゴリー Inspire 発想
『星の王子さま』に出てきます。「いちばんたいせつなことは目に見えない。」実は、見えるはずのものが、見えていない、気づいていないのかもしれません。また、直接は目に見えなくても、何かに映して間接的に見ることができます。手でふれる、味わう、耳で聞く、体に響かす、声で呼び出す、心で察する、というふうに感じ取ることもできます。
See it through.(先まで見てごらん)
道は、歩くだけではありません。道にそって、ふりかえることができます。道の途中で起きたことを思い出すことができます。例えば、こう考えることもできます。トレイルがあるから、歩んでいける。くりかえせる。ひと休みできる。たどりつける。ふりかえれる。やりなおせる。めぐりあえる。わかちあえる。トレイル感が身につくと楽しくなります。
You remember the trails you walked.(じぶんで歩んだ道を思い出す)
道があるから歩むことができる。道をたどっていくことで迷わずに進める。ある地点にたどりつくことができる。だんだん高いところへも登っていける。一本の道にいくつもの自由が生まれます。そして、その一本が次の道、別の道につながり、そうやって世界が広がっていきます。歩む時間が、つながりをつくり、じぶんの中に意味を生み出すからです。
A path is a way of making sense of the world.(道とは世界の意味を見出す方法)
想像力は、人間に備わった最も大切な能力のひとつです。というより、私たちは、つねに想像しながら生きています。生きていることの一部。自然の想像力を生きている。想像しながら生きていることは、自然の想像力そのものなのです。ファインマン博士のエピソードから、その一端を垣間見て、じぶんも実験して、想像をたのしむことができます。
Fun to Imagine.(想像は、たのしい)
ことばが、よりそう?聴き慣れない表現ですよね。これは、言語の本質を科学的に捉え直し、私たちが使うことばの最大の特徴を追究する話です。英単語をたくさん知っているだけでは、英語を自在に使えるようにはなりません。なぜでしょうか?このシンプルな「なぜ?」にこそ、ことばの本質があります。「ことばはつながる。つながるからことば。」
Learning is making connections.(学びは、つながりをつくること)
アントニオ・マチャード『Caminante』。道ゆく人よ、道が前にある、のではない。歩くことで、はじめて、道ができる。前にむかって歩く。そして後ろをふり返る時、小道が見えるだろう。そこにじぶんの足跡ができている。ただ、その足跡をもう一度踏もうと思っても、それはできない。道ゆく人は、じぶん。じぶん自身に語りかけています。
Caminante.
シリーズのまとめです。聞き取れない英語。文字で読むと簡単、ということがよくあります。それは、あなたのせいではありません。あなたの日本語が身についているからです。文字で覚えた英語音と実際の音に大きな差があり、聞こえる所と聞こえない所ができるのです。聞こえるようになるには?セリフのリズムで「弱く短い音」を再現する練習です。
First things first. (はじめが肝心)
何語であれ、使用頻度のTop10は機能語です。機能語とはセリフを完結するつなぎことばです。つなぎと言ってもオマケではありません。人間の身体で言えば、骨。意味をもつことば(名詞、動詞、形容詞など)内容語が、肉。骨がないと身体になりません。日常言語の中核は、短い音列の復元・再現。セリフのリズムで秒内処理できる力が言語です。
Not all words are equal.(すべての単語がおなじ、ではない)
アンドレ・マルティネが唱えた「二重文節の原理」はコロンブスの卵です。人間のことばは、音声の最小単位「音素」と、意味の最小単位「形態素」の両面で機能しています。音素という限られた数の表現を組み合わせ、無数のパターンを生み出せます。マルティネがこの事実を発見し、原理として唱えるまでそのような考え方はありませんでした。
Find your Columbus’s Eggs.(じぶんの中のコロンブスの卵を見つける)
克己(こっき)心ということばがあります。己(おのれ)に克(か)つ。じぶんに勝つ?負けない?よく考えてみると変ですよね。じぶんは闘う相手ではないはずです。心の働きをA面とB面で捉えるとわかりやすくなります。A面は自己中心の心。B面は自己中心を取り外す心。克己とは、B面がA面を超えること。心の状態がまさる(克つ)ことです。
Improve yourself. (じぶんをよくする)