エンパレットのカテゴリー Inspire 発想

ハートのコミュニケーション(心臓との対話)

心臓の左心室僧帽弁の逆流を患っているカズコさんのお話をもとにした心臓との想像対話。心臓は生涯にわたりハードワークをこなすガンバリ屋さんです。心拍数は1年間に約3000万回。 心臓は血液を送り出すだけでなく、すべての毛細血管から戻ってくる血を回収します。心臓は鍛えるだけではなく、身体を休め、毛細血管を労ることも大切です。

Imagine an inner conversation between your brain and heart.(頭と心臓の内部対話を想像してごらんよ)

内語をふるまう

思考とは、内語でふるまうこと。内語とは、内なる発話です。心の働きは脳だけではなく、身体と環境からなるシステムです。想像は「フリ」をすることです。紙の上の数字を視覚的に想像することは、紙の上に書かれた数字を「見るフリ」をすること。ふるまいを演じることが想像であり、心の働きを起こしているのです。内語でふるまっているのです。

Your inner speech is you.

歩きはじめれば、どの路もつながる

「路を歩く」にもこんなちがいがあります。(1)路を知っていることとその路を歩くことのちがい。(2)路を歩くことと歩き切ることのちがい。(3)路を歩き切ることと路をつくり出すことのちがい。(4)路をつくり出すことと路をわかちあうことのちがい。大切なことは歩きはじめることだけです。歩きはじめれば路がつながっていきます。

Make one step.(一歩を出す)

Life is an adventure (2) [ヘレンケラー]

Life is either a daring adventure or nothing. (人生はやってみて何かに出会うか、なにもせずにいるかのどちらかだ)

adventure(冒険)とは、危険を冒して旅を続ける話だけではありません。偶然に遭遇すること、運や縁にめぐまれること、たまたま起きること、という意味です。知らないことに心をひらくこと。身近な世界にこそ冒険があります。ふだんの生活の中にこそadventureはあります。未知にであう体験。いちばんの未知は、じぶんです。

Life is an adventure (1) [カロリーヌの冒険]

冒険とは未知にであうことでじぶんが変化する物語。知らないところではじめての体験をして帰ってきます。未知のものごとにふれることで、じぶんの心の世界が広がります。子供の頃、あんなに楽しかった冒険の絵本を、大人になると読まなくなるのはなぜでしょう?「なんともない」ことにじぶんを慣らしてしまったからです。冒険がないからです。

Inspire Wonder.(未知に心をひらいて)

ロケットだって、ひとりじゃない [気を楽に、身を軽く]

プラクティスはロケットに似ています。でも、ひとりで舞い上がりさっそうと宇宙をゆく姿のことだけではありません。ロケットは(1)ひとりでは飛び立てず(2)身体のほとんどは燃料(3)宇宙空間だから飛び続けられます。ロケットだってひとりではありません。手助けがあり、軌道にのれば飛んでゆけます。気を楽に身を軽くしてゆきましょう。

Being alone is not alone.(ひとりでも、ひとりじゃない)

Be alone to feel connected.(ひとりになるから、つながりがわかる)

見えないけれど、あるんだよ。

金子みすず『星とたんぽぽ』。昼のお星は目には見えぬけれど、空にあります。見えないものも、ちゃんとあります。じぶんが空気になって、昼の星を、感じて、見ている。じぶんが土になって、たんぽぽの根を、感じて、見ている。じぶんが「相手の身」になる思いをすることで、見えるのです。じぶんでじぶんの鏡になると、そこに写っているのです。

Inspire imagination.

耳と目の結婚(4)イメージとリズムの強い連携づくり

小脳の大きさは脳全体の10%ですが、ニューロンは大脳の140億に対して1000億。大脳皮質の指令にそって身体筋肉の微細な動きを調整します。言語でも、リズム感と発音の身体記憶など重要な役割を果たします。小脳をトレーニングするには?絵を見て想像し、セリフを演じることです。イメージとリズムをつなぎ、耳と目の連携を強めること。

見えない星が見える時

夜にならないと星は見えません。暗くなるおかげ、晴れているおかげで星が見えます。空を見あげないと星は見えません。上を向くから星が見えます。近すぎて見えない星があります。じぶんの足元の星、地球。星が見えるなんてあたりまえ、星を見上げたところで何も起きない。と思っていても、気づけることがたくさんあります。今晩かもしれません。

Only when you imagine, you see them clearly.(思いを寄せた時に、星は美しく見える)

ピタゴラスのそら豆(とタイムカプセル)

ピタゴラスは音階の発明者です。1オクターブとは8個という意味ですが、ドからドは音の周波数が2倍になります。音を整理して並べる音律の法則。それが人間なら誰でも美しいと感じるコンセプトになっています。音は自然現象、整数比は人間の概念。それなのにシンプルな算数で調和するとは不思議です。ピタゴラスと鍛冶屋とそら豆のストーリー。

Time is the soul of this world.(時は、この世界の心)