エンパレットのカテゴリー Inspire 発想

声の鏡「円符の発明」

どんな自然言語でも、限りのある種類を組み合わせ、無限のパターンをつくりだすことができます。言語の生成には、息づかいから、アゴ、舌、くちびる、ノド奥、全身を自在に動かせることが必須です。それは、音を聞いて認識する「感覚の言語中枢」と、声を発してことばにする「運動の言語中枢」がいっしょに働くことです。

エンパシームで希望のみちをひらこう。

「じぶん」のかわりには、だれも生きられない。だれもがみな、おなじように、一度かぎりの、じぶんを生きている。だれもがみな、共感するじぶん。そして、つながりあう存在。他者とふれあい、共にあることが感じられる時、心がひらき、じぶんとまわりの世界を結びつける路ができる。共感のはたらきが、じぶんを学ぶ路。エンパシームメソッドへ。

Practice Empatheme.

心の路をひらく

長年、ニューヨーク大学で音声研究の要職をおさめた後、心の研究に専念なさった梅田規子先生。磁気テープ、音声データ、論文の原稿と研究ノートなどの遺品、段ボール23箱をエンパシームファウンデーションで保管している。現代は、写真のような巨大な装置が手のひらにおさまる時代。だが、今、ひらかなければならないのは「心の路」である。

Use your voice.

ふしぎ [エンパシームの原体験]

そこから とびだしてきた!
みんな おとのなかに はいってる
おとのなかに、ぼくも くうきも

おとのほうが
みえるへやよりも ずっとひろい

おとなのに よくみえる

えは そのはんたいの ふしぎ
とまっていたのに みんな うごきだす

えなのに よくきこえる
えはおと おとはえ

そのうえで ねむると よくわかるよ

エンパシームへの路(1)[経験のあとに意味が生まれる]

ここ至るまでには、多くの失敗、困難と葛藤がありました。また、多くの声援と激励、ご縁をいただいてきました。エンパシームに携わり、日々、声のことばをじぶんにむけて放って、じぶん自身の使命に気づくようになりました。それは、この時代においてこそ、技術と日常の実践をしっかりと結び、共感のつながる、あたらしい路をひらくことです。

共感素を、みんなでつくろう。

エンパシームによって、じぶんに身近な世界がこれまでと違って感じられるようになりました。きっかけは、さかのぼって、あとから生まれます。エンパシームで短いことばを声にすると、そこに後から意味が生まれてきます。ねがいとは、ねがう気持ちをくりかえすプラクティスのこと、そのものです。そして、それは植物のように育つものなのです。

共感の精錬(フォトエッセイシリーズ)

「共感の精錬」というテーマでつづるフォトエッセイ(13回シリーズ)です。サイエンス、アート、ヒストリー、フィロソフィー、テクノロジー。分野のわけへだてなく、想像を自在に結びあわせる試み。現代の文明社会をよりよく生きる手がかりは、すべての人の「じぶん」という資源を精錬することにあります。共感を精錬するプラクティスこそ。

共感の精錬 (11) サイエンス/アート/フィロソフィーをプラクティスに結いあわす

現代の文明社会をよりよく生きる手がかりは、すべての人の「じぶん」の中にある。きっかけは、思いが精錬され、実感に変わる時である。じぶんを資源として、きっかけは後から遡ってできる。その縁をもとにして新しい源泉ができる。ひとりのじぶんが資源になり、素材になり、未知の可能性になるという循環の回路をみんなでともに歩むことができる。

共感の精錬 (10) 克服は、備わった力に気づくこと

共感の力を引き出し、それを「より多く感じられる」ようにはからうために、人間の英知であるサイエンスの力も、創意工夫の結晶としてのテクノロジーの力も、心身のふるまい作法というアートの力もあわせることはできるはずである。心がけや心構えは、頭だけではできない。共感的な想像力を引き出す、小さな作法化をして身につけることこそ。

共感の精錬 (6) 鉱物資源と地名

鉱物資源は外から直接見ることはできない。だから表出される場所を探り、垣間見るしかない。同じように「ありのままのじぶん」があるとすれば、じぶんという土壌から表出する、無意識のふるまいに垣間見るものだろう。想像の鉱床から原石を採り出して抽出する過程。それは心の働きが表出する、小さなひと時をつくることだ。