身につけるしくみ ⑤ (表裏)無意識の縁を捉える Unlearning

技を身につけるとは、はじめは意識してやっていたことが、くりかえしによって無意識的になることです。学びは、無意識的な動きの手本をまねることから。速すぎると感じる部分を取り出して、いったんゆっくりにして意識してプラクティスすること。それがだんだん無意識的になるまでくりかえし、ふりかえること。そしてあとでことばにできること。

Learn to unlearn.(学ぶとは、学び直すこと)

身につけるしくみ ④ (ウラ面)英語を身につける本質

LearningとUnlearningは表裏一体。英語を身につけるには、すでに身についている日本語と切り替えるモードを学ぶ必要があります。日本語という言語の特徴は、カナモジを読むように音をだすことです。それを無意識的に話す技を身につけているのです。英語と日本語のちがいを踏まえて、音を置き換える置プラクティスがいります。

Unlearn your micro actions. (じぶんの小さなふるまいを学び直す)

身につけるしくみ ③ (ウラ面)Unlearningとは?

身につけるためには、すでに身につけているクセや習慣に気づく(unlearning)がいります。外国語の学習はその典型です。英語がうまくできないのは、プラクティスの回数が足らないだけはありません。日本語の音やリズムが身についていて、無意識にしゃべれるからです。日本語の特徴を、英語の特徴と入れ替えるような学習がいるのです。

Learn to unlean.(学び直すことを学ぶ)

身につけるしくみ ② (表面) ふりかえるとは?

ふりかえることではじめて、くりかえしの意味がでてきます。ふりかえるとは、その都度、じぶんの姿を想像し、イメージすることです。そして、手本と比べて何がちがうのかに、確かめること。先生やコーチは、外から見た様子を教えてはくれますが、内側からじぶんでちがいに気づくことが身につける条件です。ふりかえることで可能性が増すのです。

Every time you reflect on yourself, you get slightly better.(ふりかえるたびに、すこしうまくなる)

身につけるしくみ ① (表面) くりかえすとは?

It’s how many times that matters, not how long.(長くやるんじゃなくて、何回するか、だ)

「身につける」公式とは?(なりたいじぶんの思い)x(くりかえる数 x ふりかえる数 x たしかめる数)x 継続。まず、身体をアウトプットする、くりかえしの回数。考えることも声に出したり、文字や絵でことばにすることがアウトプットです。くるくる回転するイメージで、小さな単位をくりかえす。そして、それをふりかえることです。

静穏の鏡

Stillness is the way. (静穏が道をひらく)

静穏の効用とは、よく聞こえること。聴覚は、視覚と違って、オフにできません。聴覚は身を守る大切な機能。でもそのおかげで、いらないものも入ってきます。だからこそ、静穏は、じぶんでつくるもの。静かな場所で、ひとりすわり、身体の力を抜くことです。エンパシームは、「静穏の鏡」になります。本当に、鏡のように、映しだす働きをします。

身につける ④ 奥の窓もあけよう

縦軸(じぶん・相手)、横軸(する・しない)を組み合わせてできた4つの窓で、気づくことがあります。ゴールデンルールの奥の窓(相手にしてあげたいと思うことはじぶんにもする)とシルバールールの奥の窓(相手にしないことは、じぶんにもしない)があります。実は、人のことを先に考えているようでも、それはじぶん中心の発想だったのです。

Open all four windows. (4つの窓をみんなあけよう)

身につける ③ 見えないルール

人間関係に大切なルールとは?① ゴールデンルール(じぶんがしてほしいと思うことを、人にもする)と② シルバールール(じぶんが人にされたくないと思うことは、人にもしない)。①だけではなく、②が大切。「ほどよい」距離感とか、「絶妙な」バランスを保てるのが理想ですが、思いやりは、相手の身になること。相手にたずねることです。

Don’t treat others the way you would not like them to treat you.(じぶんがされたくないことは、人にもしない)

身につける ② Skin in the game

身をもってすることと、そうではないことには、決定的なちがいがあります。腹の痛まない他人のアドバイスは、過去のデータによる一般論です。じぶんの未来は、他人の過去の再現ではありません。じぶんで身をもってして、痛みがあるからこそ、未知にむきあう力になります。リスクをとる覚悟や大切さの度あいを確かめるフィルターなのです。

Without skin in the game, we fail to get the Intelligence of Time. (身をもってでないと、じかんの知恵が活かせない)

身につける ① 真髄

ものごとを身につけるための真髄は「痛み」です。じぶんでやってみて、失敗を「肌身で感じて」深くしっかり身につけられるのです。たとえば、英語の学習。話そうとするから、話す人になれるのです。「走らないマラソンランナー」はいないのと同じこと。うまくいかないという、微かな、失敗の痛み。その体感こそが、プラクティスの真髄です。

Put skin in the game.(身をもってやれ)