空気つぶの海で生きている [音って何?]

音って何?空気分子が運動してできる気圧の変化のこと。空気つぶの動きが波のように伝わり、濃淡ができます。耳は速い気圧変動を敏感に捉えます。あなたの声も声帯のふるえでつくる気圧の変動。私たちは、空気のつぶの海の中で暮らしているのです。エンパシームは、目に見えない空気つぶの動きを、見えるようにイメージにして表現します。

We live in the sea of air particles.(空気のつぶの海の中で暮らしている)

見え方を変えるには?(見方を変えるのではなく)

ものの見方はどうしたら変わりますか?頭で考えはじめないで、橋の向こう側でも、山の上でも、ちがって見える所にいくことです。いいえ、もっと身近にあります。それは、相手の身になって、じぶんを見ることです。相手は人間でなく、花でも虫でも、目の前の果物でも茶碗でもよいのです。そのようにふるまうことで、自然に見え方が変わります。

Just walk, listen and touch. (歩いて、聞いて、触れる)

「人生の目的は幸福」ではない

人生の目的は幸福ではない。ラルフ・エマーソンは言います。「人の役に立ち、活かされること。人の敬愛に値し、すべての物事に、思いやり、慈しみ、共感の心をもてること。生きたという実感をもてることである。」幸福が人生の目的だと漠然と思い込んでいると、肝心な「行動」を忘れてしまい、「幸福の道」ができにくくなるのかもしれません。

Sense your way. (歩む実感を)

だれもが相互存在のじぶん

ティク・ナット・ハンは、言います。「一枚の紙は、多くの要素の結実であるように、ひとりの人間は、その個人ではない要素で成り立っている。」私たちは Inter-being「相互的存在」です。そのような存在である、じぶん自身と関わることが、本来の「瞑想」の意味です。「もの」に共感することは、存在の本質に関わることなのです。

Clouds are floating in the paper.(この紙の中に雲が浮かんでいる)

かぞえるように生きると確実に変わる

Count your blessings(受けた恩恵の数を数えよ)は、具体的なプラクティスになります。素直に、ものごとを数えるように生きてみると、確実にものの見方が変わります。ひとつひとつ、大切なことばを声に出して、数えられるようにすると実感が湧いてきます。数えるとはふるまうこと、確かめること。生きる実感をつくること。

There’s a difference between knowing the path and walking the path.(道を知っていることと、道を歩くことはちがう)

共感とエコノミーの関係

近代経済学の父・アダム・スミス、実は人間の心を研究しました。「共感」をもとにして、社会秩序を確立することを理論化したのが『国富論・国の豊かさと本質についての研究』です。一方、エコノミーは共感の要素でもあります。人間の思考や行動は、心身・環境の影響で変化します。心のエネルギーをどう使うか。人間の心もまたエコノミーです。

I’m energized. (元気がわいてくる)

思い出すから記憶になる

記憶があるから、思い出すのではありません。思い出すから、記憶になるのです。思い出すのは、脳がひとりでやっているわけでありません。道具の手助けなしには、なかなかでてこないものです。記憶は「つながり」です。つながりによって、その都度、アウトプットされてくるものです。50年以上前の、一枚の写真からのエピソードです。

We don’t remember days. We remember moments.

続けられるチカラ ⑥ [みんなのチカラをいただいている]

私たちはいつも、まわりのチカラに助けられています。ひとりでいても、ひとりではありません。気づいていないだけです。例えば、空を見上げて、おもしろい形の雲だなぁと思う時。じぶんとおなじように感じる人がいます。その雲のおもしろいと感じるのが、世界にじぶんひとりだけとは思いませんよね。今度空を見上げたら想像してみましょう。

Serve others.(人のために)

続けられるチカラ ④ [どうしたら続くの?]

なぜ続かないのか?正解はひとつではありません。原因は無数にあるかもしれません。何もしないうちから、続かなかったことを考えても助けになりません。3日以上続いたら、ふりかえるとよいのです。ただ自然にできた、ということに気づくでしょう。続いてから、できたということを確認すれば、もっと続くようになります。発想の転換です。

Don’t be trapped in there’s always one right answer.(いつも正解がひとつある、って思い込まないで)

続けられるチカラ ③ [じぶんは続かない人?]

じぶんのことを続かない人だと決めつけないことです。なぜなら「原因と結果」を取り違えてしまうからです。意思が弱い(原因)から続かない(結果)というふうに。たまたま続かなかったことを捉えて、じぶんは続かない人だと思ってしまうのは、じぶんで決めた「原因と結果」にあてはめること。じぶんにかけることばを変えれば、行動も変わります。

Free yourself from your self-judgment.(じぶんで決めつけないで)