Less is more (14) (取り出して、削り減らして、磨く)
キーボードで文章を書く時、スペースキー(間をいれる)と削除キー(さかのぼって削る)の使用頻度が圧倒的に多いことに、ふだんは気づかずにいますね。つくることは、削ること、磨くこと。書くという行為は、書いてから削っていくこと。考えとは、はじめからあるのではなく、素材をじぶんの身体から出して、それを減らしていくものです。
Less is more.(削り減らすと深まる)
エンパレットのカテゴリー Cultivate 修養
キーボードで文章を書く時、スペースキー(間をいれる)と削除キー(さかのぼって削る)の使用頻度が圧倒的に多いことに、ふだんは気づかずにいますね。つくることは、削ること、磨くこと。書くという行為は、書いてから削っていくこと。考えとは、はじめからあるのではなく、素材をじぶんの身体から出して、それを減らしていくものです。
Less is more.(削り減らすと深まる)
私たちは小さい時から、相手とむきあい、声のあることばで関わりながら、同時に「内なる」ことばの世界をつくりあげています。それによって、思索、じぶんを勇気づける一方、自分でじぶんを傷つけたりします。物事がうまくいかない時は内語が行きづまる時。肉声でことばを外に出しましょう。そのたびに、浄化されたインナースピーチができます。
The true self is in the inner language.(真の自己は、内なる言語の中にある)
「力を出せ」と言いますが、話は逆です。何かが動いて変化が起こることがチカラです。じぶんひとりで出すものではなく、出ているチカラに気づくことです。静かにすわり、声を出すと気づきます。空気があるから聞こえる。重力があるから坐れる。自然のチカラで生きている、と思えれば、楽になります。身の周りのチカラをいただいているのです。
You’re not alone.(じぶんひとりじゃない)
なぜ続かないのか?正解はひとつではありません。原因は無数にあるかもしれません。何もしないうちから、続かなかったことを考えても助けになりません。3日以上続いたら、ふりかえるとよいのです。ただ自然にできた、ということに気づくでしょう。続いてから、できたということを確認すれば、もっと続くようになります。発想の転換です。
Don’t be trapped in there’s always one right answer.(いつも正解がひとつある、って思い込まないで)
気分がのらない時、心の中でつぶやいています。やろうと思っているんだけど、めんどうだなぁーって。心の中でじぶんと戦っているから、余計に疲れてしまいます。じぶんでエネルギーを消耗しているのです。 エネルギーをムダづかいしないためには、考えずにはじめること。そのためには「じぶんを攻撃するな」とじぶんに言ってみることです。
What are you fight for?(何で戦っているの?)
スペイン語のtranquiloをカタカナにしてトランキイロ。英語にも tranquil (平静)ということばがあります。 じぶんではどうにもできないことに、心を取り乱さないこと。バランスをとるためのことばです。Tranquilo!とひとこと、じぶんに言ってみて、その響きを聞くと、すうっと楽になるような気がしますよ。
Tranquilo. (気を楽に)
エンパシーム研究開発と参照領域を整理図にしてみました。左側①②はじぶん。右側③④はじぶんの周囲、社会・環境。上側①③は心とことばの世界。下側②④は身体を使った、環境との相互作用の世界。中心部分がエンパシームが提供するテクノロジーとメソッドです。また、インナースピーチに関わるエンパレット集のページとして参照ください。
鏡にうつるじぶん(1)[意外な事実の発見] の続編です。鏡は、物理現象だけではなくて、認知現象。そして、脳と身体の習慣。鏡に映っているのは、むきあっているじぶん。そこで、もう一枚、隣に鏡を置いてみると何が見えるでしょうか?鏡の中の鏡の中のじぶんと、それをながめているじぶん。他者から見えるじぶんと、じぶんでむきあうじぶん。
What’s left?(何が残っている?)
リスキリング (Reskilling)は、これまでに身につけたスキルとは違う、新しいスキルを身につけることです。英語の学習もリスキリングと捉えると見え方が変わります。これまで、文字に依存した英語の知識スキルを身につけました。これからは文字に依存せずに、音でことばを処理できるスキルへ。英語を使える運用力へのリスキリング。
Act as if you have it.(できるつもりで演じてみよ)
文字で見ると安心しませんか?文字で読めればわかる。意味さえわかれば簡単。すると、無意識的に音の処理を過小評価してしまいます。「文字を見ないとわからない」ということに、気づかないことが、英語学習の壁になります。じぶんの脳は英語の音でどれだけ処理できるか?気づかぬうちに文字に頼っているのでよくわからないのです。
You don’t know what you can’t do.(できないことに気づいていない)