共感のふるまい② 恕と仁の間
Be true.(真実であれ)
Be true.(真実であれ)
世界で日本は8位。日本では長崎県が1位。何のランキングかな?海岸線の長さです。入り組んだ海岸線の全長はとても長くなります。視点が変わると見える世界が変わります。小さくてもきめ細かい世界。私たちの身体の中にもよく似た話があります。それは血管です。99%を占める毛細血管の全長は、なんと10万キロ。地球2周半の長さです。
Less is more.(小さく見ると大きな世界が現れる)
やさしい心のおこない。それは相手を思う気持ちをことばに出すことです。声のセリフを演じることがあなたの脳を養います。ひとつ、具体的なプラクティスを紹介します。エンパシームで「知行合一」(身をもって、実際に体験して、知ることで行動となり、行動になって本当に知る)ができます。やさしさを表すセリフを声にして身につけることです。
May you be happy.
脳の本領はフリをすることです。イメージを思い浮かべるのは脳が見るフリ。リズムを思い浮かべるのは脳が聞くフリを。あなたは風船ではないですよね?じぶんは風船ではないからこそ。想像力とは「そうではないものになろう」とする時の、差分です。じぶんではない、相手の身になろうとうする時、差分。その差分を埋める力があなたの想像力です。
Act as if you already have it.(もうできるつもりでやってごらん)
「森の賢人」ふくろうは最強の鳥です。自在にまわる首と大きな顔は電波探知機。音を立てずに低空飛行して獲物を仕留めます。そんなふくろうにも弱点があります。おどろくほど柔らかい超軽量の羽は弱点でもあります。雨に弱いのです。どんな強者にも弱点がある。いいえ、弱点こそ強みの証。強みは活かして弱点を克服。知恵はそこから生まれます。
Less is more.(弱点は強み)
You’re not alone.(じぶんだけではない)
あ!粉々に砕けたガラス! Sさんは言います。「あっと言う間の出来事です。手口は硬い棒でひと突き。ガラスは粉々に砕け散り、十数秒の間で物を取って立ち去るんですね。」こんな時、まず、いったん気を休めることが大事です。じぶんに落ち度はなくても、運の悪いことが起きることはあります。おなじ目にあった人の気持ちがよくわかります。
Festina lente フェスティナ・レンテ「ゆっくり急げ」というラテン語のことばがあります。急ぐは、スピードをあげること、ゆっくりは、スピードを落とすこと。「速いと遅い」は反対ですから、矛盾にきこえますが、実は、両者を組み合わせることに意味があります。ほどよい速さで着実に、途切れなく、毎日続けることです。
Festina Lente.(フェスティナ・レンテ)
想像とは何をすることでしょう?絵を描くフリをすること。イメージをつくる「ふるまい」をすること。そのつもりになること。そのものになること。自分の中に「正解」を求めて「人生」にじぶんをあてはめるのではなく、じぶんが思い描く行為を本当にすること。それは、ねがうこと。その小さな断片をつなげていくことが、生きていくことです。
Life isn’t about finding yourself; it’s about creating yourself.
千里の道も一歩からということわざがあります。でも、一歩を踏み出しても続くだろうか?こんなふうにも歩くこともできます。「一歩の中に千里あり。千里の中に一歩あり。千里を歩いて一歩になる。一歩の中に千里の喜び。切り拓く道。未知と出会う道。道を進むと千が一に、道を登ると一が千になる。道は長くつづく道。道はいつも心によりそう友。
One thousand clouds make one sky.(千の雲がひとつの空をつくる)
毎日ひとつずつ、とぎれなく、つくれたのは「歩いた」おかげだ。歩くとは、歩くだけではない。会話にうつし写真にうつし日記にうつすこと。ふりかえってことばにとどめ、それをまたとりだして組み立てること。この地に住んで10年で1000回ぐらい歩いた。1000回歩くと、いろんな未知に出会う。花が実を結ぶように身につくことがある。
What happens if you walk 1000 times? A good thing, or two.(1000回歩いたら?いいことがあるよ)