Empathemian『Relaxed』

Relax. Let it go.(じぶんを楽にして)

「はい、体の力を抜いて、楽にして。」

このことば、聞いたことありますよね。
気づかぬうちに、身体のどこかに力がはいっています。

Breathe out, breathe in. (吐いて、吸う。)

息は、ゆっくり吐くのが先。
つい、先にいっぱい吸おうとしそうです。
それも、頭で先に考えてしまうせいかもしれません。

静かに坐って。
息をはく。

I feel relaxed.(リラックス)

リラックスすること。
休むことです。
ヨガみたい?

アジット・ムケルジーさんは、こう言います。

「ヨーガとは、サンスクリット語の”yuj” (ユッジュ)という語から出たことばで「くびきに馬を結びつける」という意味。
人間の精神活動を一定の所に結びつけて不動のものとすること。
馬に勝手な行動をさせないよう、人間の感覚器官と思考の活動を制御して、雑念と妄想のおこるのを停止させたところから、ヨーガとはのちに瞑想をさす言葉となった。」

ヨガとは、「結びつける」ことだったのですね。
ただ、「心と体を結びつける」というと、かえってわかりにくいところもあります。
はじめから心と体は一緒なのですから。

頭で、あれこれ考え出してじぶんがどこかへ行ってしまわないように。
いま、この時・この場に結びつけよう、という感じでしょうか。

太古から、人間の意識、脳の働きにとって、「何もしない」というのは、いちばんむずかしいことのようです。
何も「しない」という行為は考えづらいですから。「何もしない」行為とは、体の力を抜いてリラックスすることです。

I am relaxed. じぶんを楽にして。

出典・参照:アジット・ムケルジー『タントラ東洋の知恵』、以下のエンパレットなど

英語トレイル 1、2 (17) Relax, Let it go. (23) Relax. Be calm. (44) Sit back and relax.

I am relaxed.

「呼吸の中に生きている」

「呼吸はやすらぎ」

「修養とは? (1)」

「すむ」

「タントラ」