Empathemian, Limhamn, Sweden

本間生夫さんは、こう言います。
「呼吸する力は歳とともに老化します。呼吸筋や肺が老朽化して呼吸機能が衰えてくると、この機能的残気量(安静状態でいつも通りの呼吸をしているときに肺に残っている空気の量)が増えてきます。

近年は年齢にかかわらず「浅くて速い呼吸」をしている人がたいへん目立ちます。仕事や家事で時間に追われ、心がやすらぐ間もなく非常にせわしいリズムで生活をしている人が多いため、呼吸にもそういう「せわしいリズム」「余裕のないリズム」になりがち。呼吸のせいで老化している人は多いのです。

呼吸は「体を整える窓口」であり、「心を整える」ことです。

呼吸の種類には、意識して行なう呼吸(随意性)、無意識に行なわれる呼吸(代謝性)、無意識に行なわれる呼吸(情動性)があります。

「意識しない呼吸」を底上げする。

呼吸筋を強化することが大切です。じつは、「吸う担当の筋肉」と「吐く担当の筋肉」とで分かれていて、両者が連携をしながら交互に「吸う/吐く」の息の出し入れを実現している。吸う担当の筋肉は「 吸息筋」、吐く担当の筋肉は「 呼息筋」といいます。呼息筋は、ほとんど赤筋でできている。ゆっくりした動きをする際に使われる筋肉です。

呼吸はやすらぎ。

エンパシームのはじめは、やすらぐこと。やわらぐ間を、ひとつつくることです。

そして、息をゆっくりとを吐いてみましょう。


出典:本間生夫『すべての不調は呼吸が原因』