Less is more (15) 粉粒のように小さい花の理由
白い粉つぶのような小さい花。ほとんど花とは気がつきません。そっと手を添えて目を凝らしてよく見ると、その存在にようやく気がつきます。なぜ、こんなに小さいの?花にたずねたとすると?こんな戦略があるそうです。①受粉効率 ②資源分配 ③花粉保護 ④フルーツ主義 小さな花のひとつひとつがおいしい実になります。さて、この花の名は?
Less is more. (小さいほど、大きな収穫)
白い粉つぶのような小さい花。ほとんど花とは気がつきません。そっと手を添えて目を凝らしてよく見ると、その存在にようやく気がつきます。なぜ、こんなに小さいの?花にたずねたとすると?こんな戦略があるそうです。①受粉効率 ②資源分配 ③花粉保護 ④フルーツ主義 小さな花のひとつひとつがおいしい実になります。さて、この花の名は?
Less is more. (小さいほど、大きな収穫)
ほとんどの草木は「疾風勁草」です。風の流れに身を委ねて、身体をしなやかに、いっしょに揺れています。プラクティスの持続もおなじです。時間がない!という気持ちをつくりだして、それに抵抗することではなく、「時間は時々ある」という気持ちに委ねること。できないことにではなく、できることに目をむけましょう。しなやかな草のように。
Be flexible. Be resilient.(しなやかに、おれないように)
地球上で最も豊富な量のある天資資源は、酸素。2番目はシリコン(ケイ素)です。コンピュータに代表される現代のテクノロジー文明の土台、半導体の原料。人間の心についても、天然資源のアナロジーで考えてみます。人間の心の働きをつくる最も豊かで大切な資源は何か?それは内なる発話を紡ぐこと。大切なことばを声で出し入れすることです。
Be resourceful.(アイディア豊かに)
「姉は月の光のようでした。」兄弟の意識が連続しているという安堵感が喪失感に入り交じった。「人はみな、借りを返しながら生きるのです。」以来、姉は私の三日月になった。毎日を大切に生きることを誓った。ありがとう、ということばで心が震えるようにすること。声の響きのあることばで語り、自分でそのことばを聴き、書いて確かめること。
I’m with you.(いつも、いるよ)
数学に「虚数」という概念があります。英語では、イマジナリー(想像の)ナンバーと呼びます。
Nothing is real without imagination.(想像のない現実はない)
存在しない数?いいえ。想像の中にあります。そもそも、数はみなイマジナリーです。想像が現実をつくります。目に見えない小さな世界。量子力学の世界を捉え、表現するために必要です。私たちはその世界にいます。見えないけれどあるのです。
広中平祐さんはこう言います。「なぜ学ぶのか?それは、目には見えないが、生きていく上に非常に大切なもの、「知恵」を身につけるために。そのためにいちばん大切なことは、素朴な心「素心」を失わないことです」相手と一体になって考える謙虚さが、素心です。素心によって共感の力を引き出し、深く学ぶことができるのです。
I’m humbled.
百聞は一見にしかず。実際に見てみないとわからない。その一方で見ているはずのことでも見ていないことがあります。慣れすぎていて見えない。素通りしていて気づかない。関心がないから目に入らない。百見は一聞にしかず。一度、しっかり聞くことが大切。一度のきっかけで気づけることがあります。いえ、気づくとは一度のきっかけのことです。
We only see what we know.(知っているものしか見えない)
Be true.(真実であれ)
やさしい心のおこない。それは相手を思う気持ちをことばに出すことです。声のセリフを演じることがあなたの脳を養います。ひとつ、具体的なプラクティスを紹介します。エンパシームで「知行合一」(身をもって、実際に体験して、知ることで行動となり、行動になって本当に知る)ができます。やさしさを表すセリフを声にして身につけることです。
May you be happy.
脳の本領はフリをすることです。イメージを思い浮かべるのは脳が見るフリ。リズムを思い浮かべるのは脳が聞くフリを。あなたは風船ではないですよね?じぶんは風船ではないからこそ。想像力とは「そうではないものになろう」とする時の、差分です。じぶんではない、相手の身になろうとうする時、差分。その差分を埋める力があなたの想像力です。
Act as if you already have it.(もうできるつもりでやってごらん)