記憶のサイエンスとプラクティス ② ことばをとどめるには?
記憶を定着させるには?どうしたらしっかりと定着するように覚えられるのか。だれでも経験的に知っているヒントがあります。それは「忘れやすい・定着しづらい」方法を知ることです。記憶のしくみ・手順や道筋を無視すると、忘れやすく定着しづらくなります。失敗を避ける一方で、ムリ・ムダ・ムラの多いやり方をしているじぶんに気づくこと。
Things that stay make your self.(とどまるものが、じぶん)
エンパレットのカテゴリー Cultivate 修養
記憶を定着させるには?どうしたらしっかりと定着するように覚えられるのか。だれでも経験的に知っているヒントがあります。それは「忘れやすい・定着しづらい」方法を知ることです。記憶のしくみ・手順や道筋を無視すると、忘れやすく定着しづらくなります。失敗を避ける一方で、ムリ・ムダ・ムラの多いやり方をしているじぶんに気づくこと。
Things that stay make your self.(とどまるものが、じぶん)
記憶のサイエンス。脳科学や心理学の研究成果による有益な知見がたくさんあります。それらをもっとじぶん自身の学習に役立てるには?本を読んだだけでは何も起きません。どのようにプラクティス(実践)するのかについて、しっかりした手助けがいります。いつものように、のび太とドラえもんの対話形式に図解をまじえ、4回シリーズのお話です。
You are all you remember.(じぶんとは、思い出すことのすべて)
「しようと思っていることができない」ことの裏側には「しないでいいこと」をやっているじぶん自身の姿があります。しないでいいことに、気がつかないままでいるのです。それは、何でも手に入れること、じぶんが得をしようとすることが「あたりまえの心」になっていて、それに慣れすぎているからです。気づくためのプラクティスが必要です。
魚が一匹も釣れなくても「釣りをした」と言えます。同じように、教えれば「教えた」と言えます。でも、それは相手が身につけたことを意味しません。釣り方やコツは教えられても、実際にやるのは本人です。「教える」と「身につける」の間には、本人がじぶんでするプラクティスがあります。教えるしくみはあってもプラクティスが欠落しています。
Knowing is one thing. Doing is another. (わかることと、じぶんでやることは別)
Work(はたらく)とは「何かが動くこと」です。例えば、疲れて頭が回らないという時、workしていない、はたらいていない、と表現します。It works という表現には、意外な効用があります。それは、何かをした時に、自分の成功・失敗を語るのではなくて、相手の視点で語れることです。自分で「失敗」だと決めつけないことです。
Nothing will work unless you do.(じぶんでやらないとうまくいかない).
母語の日本語。音で身につけています。文字で覚えることもできますが、身体で身につけるのは、音。ふだん、話したり、聞いたりする身体運動は、ほとんど無意識的です。ことばは音だという根源的なことに気づきにくいのです。言語習得の基本原理は、身体で音をつくりだし、相手の音を捉え、それを脳内でイメージと結びつけられることです。
Language is sound.(言語は音)
英語耳°とは、リアルタイムの音声認知・再現力。発音という結果を直すのではなく、聞く、思い出す、声にする、その原因から変える。運動・認知・想起・定着を7つの働きに集約し、気づきを次の試行へ返すRecursionで鍛えます。トレーニングを成り立たせるプラクティスそのものを育て、じぶんの内側に力を築きます。
Daily recursion builds your English Ear. (毎日の練習ループが英語耳°を築く)
物事は丁寧にすることで身につきます。でも、つい、めんどうくさいところを端折っても、たいした影響はないだろう、と考えたりするもの。数秒のことなのだけど、それができない。あとでちゃんとやるから、大丈夫。でも、そうはなりません。「いま、しっかりすれば、また後でもやり直せる(何度でも)」そう、声に出す習慣ができると、効きます。
If you don’t have time to do it right, when will you have time to do it over?”
「人生に夢があるのではない。夢が人生をつくるのだ。」無双の勇姿、大谷翔平選手。私たちは、その「結果」をまねることはできません。が、大谷翔平選手の「原因」をまねることはできます。なりたいじぶんに「なりきる」こと。そのような1日を過ごしたか、毎日、確かめることです。夢は、大切なことばを、育てることです。
Be the one and only.(無双の勇姿たれ)
忘れることはいけないことではありません。実は、覚えるためには忘れる必要があります。どんなことでも、いっぱいになってしまうとそれ以上入らなくなります。「学ぶ」と「忘れる」はひとつの循環なのです。深い眠り(ノンレム睡眠)も記憶を整理するプロセスです。一度眠らないと記憶されません。忘れることで大切なものが残り、学べるのです。
Let it go.(忘れてよい)