
全米大学バスケットボールのコーチ・ジョン・ウッデンさんのことばから。
If you don’t have time to do it right, when will you have time to do it over?”
(ちゃんとやる時間がない?じゃ、いつちゃんとやり直すのかい?)
物事はきちんと、丁寧におこなうことで身につきます。でも、時間がないからできない。練習でも、つい、めんどうくさいところを端折って、一度ぐらい、たいした影響はないだろう、と考えたりするもの。
数秒のことなのだけど、それができない。あとでちゃんとやるから、大丈夫。本番の時は気をつけるから。誰にでもあるでしょう。
そんな時に、このことばが響きます。
いまちゃんとできないのに、いったい、いつ、もういちどできるのか。たしかに、そうです。
このことばは、声ことばにして、じぶんに語りかけ、じぶんで聞くと、とても効果があります。
また、何度も言っているうちに、実は「戒め」ではなく、「やさしさ」のあることばとして感じられてきます。
いますれば、あとでまた、やり直すこともできる。
一度もしないことには、そのチャンスが訪れません。
一度すれば、いつでも、またやり直すチャンスがある。それは、実は、すごいことです!
If you do it right, you can do it over.
いま、しっかりすれば、また後でもできる。(なんどでも)
「Do it now because you can do it over.」(英語版のエンパレット)
出典・参照: Coach John Wooden – The Wooden Effect、『英プラ』 トレイル 1 (8) Do it now.
If you don’t have time to do it right, when will you have time to do it over?