心の切り替えモード
Learn to switch.(切り替えを学ぶ)
ファーレンハイトをご存知ですか?
気温の測り方には、主にふたつあります。
ひとつは、セルシウス(℃)、もうひとつがファーレンハイト(℉)です。
気温とは、空気分子の状態を表すものさしです。
そのものさしの発明者が、スウェーデン人、アンダーシュ・セルシウスと、
ドイツ人(当時のリトアニア・ポーランド)のガブリエル・ファーレンハイトです。
それぞれ、漢語に訳されて、摂氏、華氏と名づけられました。
さしずめ、セルシウスさんの目盛りとか、ファーレンハイト方式といった意味です。
200年ほど前に考案された方法がいまでも使われています。
といっても、ファーレンハイトを日常的に使うのは全世界でも、アメリカといくつかの国。
℃:水が凍る(凝固点)ゼロ℃〜お湯が沸く(沸点)100℃の気温を100等分した目盛り。
℉:水が凍る(凝固点)32℉〜お湯が沸く(沸点)212℉の気温を180等分した目盛り。
日本では、ファーレンハイトは、まったくピンときませんね。(注1)
なぜ、そんな目盛りなのかと、疑問に持つ人も多いでしょう。