自己をならふというは自己をわするるなり③ [忘れるとは、相手の存在をイメージする共感的な想像力]

人間の脳にはマイナスという概念がありません。忘れる、消し去る、といった、キャンセルボタンや、削除キーのような機能はないのです。でも、忘れるというスイッチのかわりに、忘れるという状態にみちびくことはできます。大切なことを学ぶということは「じぶんを忘れている」ふるまいや行為によるものです。忘れていたことに気づくことです。

Unlearn to learn your “self”(じぶんを忘れるを身につけてこそ、学べる)