Less is more (10) 上手い人は「ムリ・ムダ・ムラ」のバラツキが小さい

上手い人の動作の共通点は「ムリ・ムダ・ムラ」が少ないこと。(1)していることにムリがある(力みすぎ、じぶんのキャパを超えている)(2)していることにムダがある(余計なところに力がかかっている、じぶんの力をムダにしている)(3)していることにムラがある(バラついている、安定していない)この3つを減らすと効率・効果が高まります。

Less is more.(バラツキが小さくなれば、スキルは上がる)

タコの身になる[心のつながりの中に生きている]

ピーター・ゴドフリー=スミスさんは言います。「タコは、相手(人間のこと)を実によく知っている。気に入らないと嫌がらせをしたり、いたずらしたりする。しかも、人間の反応を「楽しんでいる」かのような行動をとる。」世界は、もともと自他が連続しているのです。「心」というつながりの中で、みな共に生きています。そのことを学びながら。

I am also one of the other minds.(じぶんも他者の心のの持ち主)

じぶんを聞くふるまいが大きな力になる

脳内の情報処理は、脳梁(のうりょう)を通すことが必須です。声に出すことによって、右脳と左脳の情報の伝達を行っている脳梁を鍛えることができます。声に出すと全身を活かす効果があるのです。古来より、語り継がれてきた先人のことばがたくさんあります。気に入ったことばを声にして、それをじぶんに向けると想像や連想が浮かんできます。

Your voice matters so much.

流れ星とねがい ①

古来より、流れ星にねがいを唱えると、それがかなうという話があります。流れ星に出会うことなんて、めったにない?流れ星は一瞬にして消えてしまうから、ムリ?流れ星とねがいは何の関係ない?実は、1時間に、ふたつぐらい、1秒半ぐらいのねがいを唱えるチャンスはあるのです。

Make a wish on a falling star.

反対向きにやってみるだけで変わる

Go Counter-clockwise.(反時計回りにやってみる)

マインドフルネスは心身の健康の秘訣。ではマインドフルになる秘訣は?何ができないかではなく、何ができるかに心をひらくこと。慣れきったままの日常、つまりマインドレスなじぶんに変化をつくり気づく工夫をすること。素材は日常にあふれています。いちばんシンプルな方法は、反対向きに考えること。いえ、実際に反対に回ってみることです。

プラクティスを挫折させない方法とは?

結果ではなく、肝心なのはプロセス。でも気づかぬうちに、じぶんで「いい・わるい」の判断をして、結果を気にしてしまうもの。判断を忘れているような状態に近づける練習は?Simplify Small Short Slowがキーワード。シンプルに、小さく、短く、落ち着いて。エンパシームは「練習の克服」のプラクティスになります。

Simple, Small, Short, Slow.

心の整流化① [日記を書く]

日記をつける効用については科学的な研究も多くあります。不安やストレスを軽減する効果。免疫力を高める効果。ことばにして出すことは「整流化」です。整流化とは、流れをよくすること。ためこまないような流れをつくり、適度にスッキリさせること。ことばに出すことが、心を整えることです。何を書くか以前に、書くという行為そのものです。

I journal.(毎日、書いているよ)

Fun to Imagine (8) [太陽はどこからでも登る]

「北極圏を訪れた時、西から登る太陽を見たんです。」ある人の話。北極ですか。方角はわかりにくいですね。どうしましょう?選択肢は実際に行ってみるか、想像してみるか。後者ですよね。「ある星に国がふたつありました。大きいほうの国では太陽は東から登ると言い、小さいほうの国では「東かな?西かな?あ、ちがった、南かな?」だそうです。

How could that be?(それってありうる?)

ルーティンのサイエンスとアート ① 作法がないとルーティンにはならない

ルーティンということばを聞いたことがありますか?ルーティンはものごとを身につけるための必要条件です。ルーティンのない学びはありません。ただし、ルーティンがあるというだけでは十分ではありません。ルーティンを身につけるための、身体「作法」がいります。いつものように、のび太とドラえもんの対話形式の3回シリーズでお届けします。

You are what you do routinely.(日課がじぶん)

人生は2秒単位でできている③ (思考の単位)

人生の大半をしめる動作は2秒毎に完結します。それは発話の時間単位、思考の時間単位です。心の中で発話することがじぶんという意識をつくります。ヘレン・ケラーは言います。「ことばで考える、ということができる以前、私はじぶんが何かを知っているということも、生きているということも、行動しているということも知らなかったのです。」

The smallest and most practical time unit for life is two seconds.(人生で実用的な時間の最小単位は2秒)