没頭する力 ③ Follow your trail daily
没頭には大事な条件があります。それは日々続けることです。没頭はくりかえす営みに生まれます。くりかえすと考えずに身体が動くようになります。没頭は無意識化です。できない時は?こんなふうに思ってください。路が呼んでいるから行こうかな。今日はひと休みするけれど明日はいけるよ。プラクティスは、あなたを待つトレイル。共に続く路。
The trail is calling me.(路がじぶんを呼んでいる)
没頭には大事な条件があります。それは日々続けることです。没頭はくりかえす営みに生まれます。くりかえすと考えずに身体が動くようになります。没頭は無意識化です。できない時は?こんなふうに思ってください。路が呼んでいるから行こうかな。今日はひと休みするけれど明日はいけるよ。プラクティスは、あなたを待つトレイル。共に続く路。
The trail is calling me.(路がじぶんを呼んでいる)
没頭すると?心が集中します。集中は意識の力ではなく、無意識の力です。その力を引き出すには静穏の場がいります。没頭するためには、もうひとつ、大切なことがあります。それは、流れです。流れにゆだねることで、没頭できます。没頭している時、時間を忘れています。その時、じぶんを忘れています。じぶんを忘れる時、心が集中します。
Go with the flow.(流れに委ねて)
プラクティス、最大の秘訣は、没頭。考えずに身体が動くような状態になること。没頭できる状態をつくるには、その空気の中にじぶんを投げ入れることです。じぶんの力を発揮する、のではなく、環境の力を借りるのです。毎日30分、没頭して、「無意識の力」を出し切ることで、はじめ思ってもみなかったようなところに到達できます。本当です!
Dive in and give your all.(没頭して、出しきれ)
縦軸(じぶん・相手)、横軸(する・しない)を組み合わせてできた4つの窓で、気づくことがあります。ゴールデンルールの奥の窓(相手にしてあげたいと思うことはじぶんにもする)とシルバールールの奥の窓(相手にしないことは、じぶんにもしない)があります。実は、人のことを先に考えているようでも、それはじぶん中心の発想だったのです。
Open all four windows. (4つの窓をみんなあけよう)
人間関係に大切なルールとは?① ゴールデンルール(じぶんがしてほしいと思うことを、人にもする)と② シルバールール(じぶんが人にされたくないと思うことは、人にもしない)。①だけではなく、②が大切。「ほどよい」距離感とか、「絶妙な」バランスを保てるのが理想ですが、思いやりは、相手の身になること。相手にたずねることです。
Don’t treat others the way you would not like them to treat you.(じぶんがされたくないことは、人にもしない)
身をもってすることと、そうではないことには、決定的なちがいがあります。腹の痛まない他人のアドバイスは、過去のデータによる一般論です。じぶんの未来は、他人の過去の再現ではありません。じぶんで身をもってして、痛みがあるからこそ、未知にむきあう力になります。リスクをとる覚悟や大切さの度あいを確かめるフィルターなのです。
Put skin in the game.(身をもってせよ)
ものごとを身につけるための真髄は「痛み」です。じぶんでやってみて、失敗を「肌身で感じて」深くしっかり身につけられるのです。たとえば、英語の学習。話そうとするから、話す人になれるのです。「走らないマラソンランナー」はいないのと同じこと。うまくいかないという、微かな、失敗の痛み。その体感こそが、プラクティスの真髄です。
Put skin in the game.(身をもってやれ)
「習慣は、時間管理ではなくて、じぶんのエネルギーの活用です。手持ちの力を使い、じぶん自身と関わるプラクティスをすること。自分中心の価値判断を忘れるひと時を持つことです。その状態をマインドフルと呼びます。でも「10分でマインドフルになるぞー」といった意識ではなく、ゆっくりと、その場に委ねて、じぶんの素顔にむきあうことです。
It’s not time. It’s energy.(時間ではなくてエネルギーこそ)
マインドフルネス・プラクティスとは、修養することです。修養は「身をもっておこない、心を養う」ことです。「修」は「身をおさめる」こと。学んで身につけることです。「養」の「やしなう」は、じぶんという土に種をまき、育てるイメージ。じぶんを気づかい、自身を励ますことばが種になり、それを養っていく道のりが修養になります。
Cultivate Yourself.(心の手入れをしよう)
ストレスは、心身の健康に大きな影響を与えます。精神的なストレスは、心臓や血管に影響を与え、自律神経失調症をきたしたり、命に関わる様々な病気の要因にもなります。それでも「ストレス」をなくせません。ストレスは、私たちの身体の反応、じぶんの一部だからです。心身の状態を和らげる、ゆっくりとし呼吸を身につけることが大切です。
Life is in the breath.(呼吸の中に生きている)