エンパレットのカテゴリー Cultivate 修養

強烈な痛みには理由がある(養生をルーティン化する)

身体の健康は気力の必要条件です。血の巡りは最重要です。血液は20秒で身体を一周します。1分で3回転です。それが1回転しかしなかったら相当な影響になります。身体内は対数だと言われます。3倍の違いは1000倍の違いかもしれません。養生とは細やかな配慮です。手入れをルーティンにすることです。痛みほど学べるものはありません。

Keep yourself warm.(身体を冷やさないこと)

禅と言語習得 ② 不立文字(文字依存が機会を奪う)

不立文字は、第二言語学習にぴったりのことばです。文字依存が強いと、音を聞き取る練習がむずかしくなります。ただたくさん聞いてもダメなのです。音の全体感をまねて、似せられてはじめて、聞こえるようになります。耳を鍛えるのに、文字が邪魔するわけですね。意味をわかろうするから、なおさら、音を聞いていないのです。

Be rhythmic.(リズムになりきって)

禅と言語習得 ① 只管打坐「なりきる真意」

坐禅は、静穏に坐り、なりきる姿勢をつくります。大和和尚は言います。「仏の行いをしている時、人は仏になっている。仏になるために修行するのではありません。プラクティスしている時だけが、仏。英語トレイルも、禅の「なりきる」に倣います。手本のセリフの全体感をまねます。まねて、なりきって、似せられたかを比べて確かめるフローです。

Act of Becoming.(なりきる)

指のオクターブ感覚のように(ひと息のセリフリズム感覚を)

Keyboard geography (1オクターブの鍵盤感覚)ということばあります。です。指でオクターブの感覚を身につけること。下を向いてひかない。ことばの習得もよく似ています。ことばは、音の列。ひと息ぶん、2秒ほどのセリフの中に連なる音節のリズム、全体感を捉えること。身体感覚を身につけると聞き取れるようになります。

Embrace the right form.(正しいフォームを身につけて)

挫折する原因を減らす・なくす(空を見上げるプラクティスの路)

あらゆるプラクティスに共通することば。それは「挫折」です。挫折しないようにケアすることで、思いの場所にたどりつけます。3つの挫折があります。① 始まらない挫折、② 続かない挫折、③ 上達しない挫折。「始まらない」挫折は、歩む路がないからです。ムリをへらすこと。それは、自然にはじまるシンプルな流れをつくることからです。

Becoming. Be Purposeful. (思いを抱く。なりきれ)

フリカエリビリティ(プラクティスの要諦)

やりっぱなしでも、いっぺんにやっても、身につきません。時間をおいてふりかえってはじめてプラクティスになります。じぶんをふりかえるとは、思い出すこと、継続すること、自覚すること、寄り添うこと。大切なことは、ふりかえるカタチ(フォーム)をつくり、そうなるようにしむけることです。でないと、ふりかえらないままになります。

Reflect on yourself.(じぶんをふりかえる)

耳順(耳したがう)とは?②(時をかけ、続けると円熟する)

孔子は耳順(みみしたがう)を人間円熟の形式だと考えた、と小林秀雄さんは言います。知識を増やすのに時間がかかると言ったのではなく、世の中は、時をかけて、みんなと一緒に暮らしてみなければ納得できない事柄に満ちている、だから本質的なのだ、と。円熟は耳順の別の表現。耳順は他者と共に生きる意味をかみしめる、心の円熟を表すことば。

Cultivate your inner speech.(心のことばを育てよ)

「練習の矛盾」を克服するプラクティス

結果ではなく、肝心なのはプロセス。でも気づかぬうちに、じぶんで「いい・わるい」の判断をして、結果を気にしてしまうもの。判断を忘れているような状態に近づける練習は?Simplify Small Short Slowがキーワード。シンプルに、小さく、短く、落ち着いて。エンパシームは「練習の克服」のプラクティスになります。

Simple, Small, Short, Slow.

じぶんを聞くふるまいが大きな力になる

脳内の情報処理は、脳梁(のうりょう)を通すことが必須です。声に出すことによって、右脳と左脳の情報の伝達を行っている脳梁を鍛えることができます。声に出すと全身を活かす効果があるのです。古来より、語り継がれてきた先人のことばがたくさんあります。気に入ったことばを声にして、それをじぶんに向けると想像や連想が浮かんできます。

Your voice matters so much.

素のふるまいが育つ (Make a Deed)

「ある・いる」という存在を表すことば 、英語では、be。ギリシャ語のphyoという「生じる」ということばが語源です。この動詞からできた名詞が、生じるもの「physis」(自然)という意味です。自然を表すラテン語源の「nature」も「nurture」(養う)も植物の生育から生まれたことば。人間は植物に似ているのですね。

Nurture habits. (じぶんのふるまいを養おう)