じぶんを動かすしくみ|Self-Agency ② 自助(じぶんを助ける)
母語の音やリズム、これまでの学び方は、自己流として身体にしみこんでいます。問題はそれに気づかないまま「練習した」と思ってしまうこと。自助とは、お手本の力を借り、じぶんでは見えない自己流に気づき、修正することです。まねることは低次の練習ではない。お手本を再現しようとして初めて、違いが見え、自己流を少しずつ変えていけます。
Listen closely. Follow the model. (よく耳を傾け、お手本をまねる)
母語の音やリズム、これまでの学び方は、自己流として身体にしみこんでいます。問題はそれに気づかないまま「練習した」と思ってしまうこと。自助とは、お手本の力を借り、じぶんでは見えない自己流に気づき、修正することです。まねることは低次の練習ではない。お手本を再現しようとして初めて、違いが見え、自己流を少しずつ変えていけます。
Listen closely. Follow the model. (よく耳を傾け、お手本をまねる)
物事は丁寧にすることで身につきます。でも、つい、めんどうくさいところを端折っても、たいした影響はないだろう、と考えたりするもの。数秒のことなのだけど、それができない。あとでちゃんとやるから、大丈夫。でも、そうはなりません。「いま、しっかりすれば、また後でもやり直せる(何度でも)」そう、声に出す習慣ができると、効きます。
If you don’t have time to do it right, when will you have time to do it over?”
「空の色が濁りました。」夏目漱石の『三四郎』の一場面です。透き通る藍が薄くなり、その上に白い雲が鈍く重なり、乳白、灰青、薄黄が溶けあう。「濁った空」は、光の散乱によって実際に起こりうる空の姿でもあります。けれども、三四郎はその空を以前にも見ていました。変わったのは、空ではありません。「濁る」ということばを得たのです。
Words seed your view.(ことばが、見方のタネをまく)
毎日のプラクティスを意志に任せると、いつもの行動に流され、始める前から惰性の中にいます。私たちは歯みがきのように、考えなくても自発できるしくみをすでに身につけています。おなじ時間、場所、姿勢を決め、静かにすわり、場を整える。余計な負担を減らし、始めやすいしくみをじぶんの内側につくることが、自発の第一歩です。
Sit quietly. (静かにすわる)