人間とコンピュータの共生と協働|リックライダー博士との対話)
いまから60年も前に、人間とコンピュータの共生を構想した人、ジョセフ・リックライダーさんとの仮想対話です。共生ということばはあるけれど、テクノロジーの進歩に人間の思想が追いついていません。人間の社会が乗り越えていくべき課題があります。でもAI化が進めば、じぶんが生きる以外はないことはより明らかになるでしょう。
Imagination takes you anywhere.(想像はどこでもドア)
いまから60年も前に、人間とコンピュータの共生を構想した人、ジョセフ・リックライダーさんとの仮想対話です。共生ということばはあるけれど、テクノロジーの進歩に人間の思想が追いついていません。人間の社会が乗り越えていくべき課題があります。でもAI化が進めば、じぶんが生きる以外はないことはより明らかになるでしょう。
Imagination takes you anywhere.(想像はどこでもドア)
何かのスキルの獲得だけが、学びなのではありません。もっと広く、じぶんと相手があり、世界があるのだと感じられることが、いちばん大切です。そのように、親身になってかかわり、共に生きようとする体験こそ!そうすることによって、スキルの習得、上達も可能性がぐっと高まります。なぜなら、姿勢と思いが身につくからです。
Cultivate your mind. Nurture your heart.
スピノザは「原因は 結果の中で自らの力を表現するもの」だと言います。私たちは、原因によって結果が引き起こされる、と考えますね。でも、ひとつの出来事は様々な要因が組み合わさっているのに、結果から判断して、あとから「原因→結果」のように定めるのです「考え方を変える」には、順序をさかさまにしてみれば、ヒントが得られます。
Try this. See it the other way round. (反対向きに見てごらん)
「I’m humbled. じぶんが謙虚な気持ちになれるという意味です。ありがたいと思える時。共感を抱く気持ち。物事を素直に受け入れる時、心のとびらがすっと開きます。humbleになれば、未知の可能性が生まれます。それは、じぶんに気づくこと。声に出して言ってみましょう。静穏の空気に声が響く時、humbleになっています。
マイケル・ポランニーはこう言いました。「人は語れるより、多くのことを知っている」。暗黙知ということばで知られます。人間の知性の本質は「コミットメントによる知」だと言うのです。「コミットする」とは、物事をじぶん自身としっかり結びつけることです。心をこめる。身をもって関わる姿勢が学びと知性の本質。共感を活かすことです。
We know more than we can tell.(人は語れるより、多くのことを知っている)
近年、行動経済学の研究は、人間の思考のバイアスを明らかにしてきました。人間はいつも合理的な選択をするわけでありません。合理性も、自制心も、利己心も、限られています。私たちはみな「限定的なじぶん」なのです。でも、悲観はいりません。人間に備わった共感の力、じぶんをケアする心で、じぶん自身の限定に気づくことができます。
We are all limited self.(人はみな限定的なじぶん)
Inspire imagination. ひらめく。
百人一首でおなじみの歌「田子の浦にうちいでてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」。「富士山に雪が降っているなぁ!という意味。何か変だと思いませんか?ミステリーの種明かしは本編をごらんください。他者とおなじ体験をすることで、じぶんに見えるものが変わります。共感した時にじぶんとのつながりができ、意味が生まれるのです。
Invisible things are the only realities.(見えないものだけが真実の姿)
何でもルーティンにすることは現実的に不可能です。想像の力でルーティンを補う必要があります。どんな学びにも共通することは、いま、ここで起きていないことを想像することです。相手の身になって感じるような、共感的な想像力を発揮させることが、いわば、修養の共通ルーティンになります。想像のプラクティスをルーティン化することです。
Imginative experiences seed your senses.(想像の体験がセンスを磨く)
「いつか、きっと帰ってくれると信じていた。だから引っ越さずにずっと待っていたのよ。」インドで現実におこった、数奇な実話をもとにした映画『Lion』は「存在のありがたさ」に気づかせてくれます。じぶんのために生きている人がいる。じぶんもひとのために生きている。生きていること自体が人のためになる。それが「存在のありがたさ」。
We live for others.