Empathemian, Almaden Quicksilver Park, California

We were connected!

共感とは?
モーリス・メルロ=ポンティは、こう言います。

「共感とは、私が他者の表情の中で生き、また他者が私の表情の中で生きているように思う、というその単純な事実のことである。

相手の表情にふれた時。私によってもたらされた雰囲気がありありとしている。
また、私の表情の中にも、相手の様子が反映しているだろう。」

「そのようなことが、日常、いつでも起きている。
共感は、自己意識と他者の意識との本式の区別ではなく、むしろ自己と他者の未分化を前提にするものである。」

Empathy is the sense of connection.(共感とは、じぶんと他者がつながっている感覚)

もともと、私たちはみな、あいだにある「空気」でつながっています。
空気で声がつながり、表情が伝わり、心が伝わるのです。

逆に言うと、私たちはふだん、つながっているものを、わけへだてながら暮らしている、とも言えるのかもしれません。

だから、じぶんと相手を結びつけるとは、結び直すことです。
もともと、つながっていたことを、思い出すことなのです。

共感とは、その事実に気づくことです。

出典・参照:モーリス・メルロ=ポンティ『目と精神』、以下のエンパレットなど

「共感は、生きる最大の力。」

「共感は、学びの源」

「道があるからめぐりあえる(トレイルにゆだねて⑥)」

「共感の宇宙に生きている」

「おなじ空気を吸っている」

「モーリス・メルロ=ポンティ」