Empathimian, Menlo Park, California

人は語れるより、多くのことを知っている。

マイケル・ポランニーのこのことばは「暗黙知」(Tacit knowing) ということばで知られます。

「ことばに表現できない知」という意味です。
伝統の職人技とか、すり合わせの文化といったこと以前に、そもそも、人間の知性の本質には、「身をもって関わること」があることをポランニーは説きました。

著書『個人的知識』では、「コミットメントによる知」ということばが使われています。
一般に、約束とか使命といった意味で使われる「コミットする」とは「結びつける」という意味です。

「自己投出」という日本語訳が与えられていますが、世界にじぶんを「投げ入れ、浸って」その人にとっての「世界」を学ぶということです。

それは、主観とも客観とも違います。
物事をじぶん自身にしっかり結びつける、関わる方法で、身につける知性ということです。

相手とじぶんを結びつけること、それは、共感の働きです。

パスカルもこう言っています。

心は、理性の知らない、それ自身の理性を持っている。

人はそのことを数多くのことによって知っている。

心をこめる。身をもって関わる姿勢。
それが、学びと知性の本質。共感によって学ぶことなのですね。

「学びは、じぶんの身に結びつけること」

「結びつけることば [アインシュタイン博士の=]」

「しあわせる」

「身につける ② Skin in the Game」

出典・参照: Michael Polanyi『Personal Knolwedge』(マイケル・ポランニー『個人的知識』、『暗黙の次元』) 、パスカル『パンセ』

マイケル・ポランニー

ブレーズ・パスカル

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