エンパシームで希望のみちをひらこう。

「じぶん」のかわりには、だれも生きられない。

だれもがみな、おなじように、
一度かぎりの、じぶんを生きている。

だれもがみな、共感するじぶん。
つながりあう存在。

他者とふれあい、共にあることが
感じられる時、心がひらき、

じぶんとまわりの世界を
結びつける路ができる。

共感のはたらきが、じぶんを学ぶ路。

心得のメソッドとは

道元禅師『典座教訓』(てんぞきょうくん)から。

典座(てんぞ)とは、炊事係のことです。
料理の心得をこのように説きます。

食材を管理は、自分の瞳のように大事にしよう
米を洗い菜を調える時、真心をこめ細心の注意を
食材の量や質を気にせず、親切丁寧に調理しよう
ご飯を炊くには、お釜が自己となる
米をとぐときは、水そのものが自己となる
食材と道具は自己そのもの。分け隔てないこと
食事を作ることはありがたきこと、喜びの心を
食べ物は、親が子供を思いいたわるような心で

無意識はじぶんの土台

「意識」って何ですか?何かと言われても説明に困りますね。脳科学の話に興味はあっても、だんだん話が複雑になってきて、よくわからなくなります。起きて活動している時は「意識があります」というぐらいの認識です。はて?無意識の反対が意識?

ほとんどは「無意識」なんですよ、私の日常は。
いいえ、無意識は「意識がない」ことではありません。意識も無意識も、環境と相互に作用しあう身体の働きであり、そのあらわれです。刻々と変化する状態の全部をあわせて「心」と呼んでいます。脳の中に「意識」とか「無意識」とか「私」という何か、実体が入っているのではありません。

見えるものを見よう

のびた:ドラえもん、大切なものは目に見えないんだ。
ド:へぇー、のびちゃん、どうしたの?
の:『星の王子さま」を読んだら、出てきたよ。

ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。

いちばんたいせつなことは、目に見えない。

ド:のびちゃんはどう思うの?
の:見えるものだけでいいじゃない。ドラえもんは?
ド:見えないものを見ようとしても、見えない。
の:じゃ、どうするの?
ド:見えるものを、見るんだよ。
の:見えるものを見る?じゃ、いつも見てるよ。

小さな、ひと時の鏡から。

松下幸之助『道をひらく』に収められた「心の鏡」の一節から。

「身なりは鏡で正せるとしても、心のゆがみまでも映し出しはしない。だから、人はとかく、自分の考えやふるまいの誤りが自覚しにくい。心の鏡がないのだから、ムリもないといえばそれまでだが、けれど求める心、謙虚な心さえあれば、心の鏡は随所にある。自分の周囲にある物、いる人、これすべて、わが心の反映である。わが心の鏡である。すべての物がわが心を映し、すべての人が、わが心につながっているのである。」