いのちは時間

時間が感じられるとは、いのちを感じとることです。それは、カレンダーに印刷されたものでもなく、時計の針が動くことでもありません。時間は、スマホの時間表示のことではなく、身体の内側から感じられる、躍動感、パルスです。じぶんの感覚でわかる、数えられるような時間をもちたいですね。エンパシームはそのプラクティスのためにあります。

Give of your time.(じかんを捧げよ)

ピタゴラスのそら豆(とタイムカプセル)

ピタゴラスは音階の発明者です。1オクターブとは8個という意味ですが、ドからドは音の周波数が2倍になります。音を整理して並べる音律の法則。それが人間なら誰でも美しいと感じるコンセプトになっています。音は自然現象、整数比は人間の概念。それなのにシンプルな算数で調和するとは不思議です。ピタゴラスと鍛冶屋とそら豆のストーリー。

Time is the soul of this world.(時は、この世界の心)

ひと時の数を

人生とか世界とか、物事はとても複雑で、ことばひとつで言い表せません。じぶんも同じです。すべてをひっくるめて考えないで、小さな時間単位だとしたら?その小さな時間は、その場所、まわりの空気、相手の声、味や香りと一体になっています。そのような瞬間が、たくさん、たくさんあるはずです。 ひと時を、より多く大切にすることこそ。

Embrace the moment.

毎日が贈りもの [じぶんサイズの時間と空間]

本川達雄さんはこう言います。「動物のサイズが違うとふるまいの速さも寿命の長さも違う。動物ごとに時間の流れがちがう。時間は身体のサイズと関係がある。」じつは人間にも「時間と空間のサイズ」があります。それは「ひと息の呼吸と、手に届く、身のまわりの空間です。無意識におこなっている「呼吸」は、いちばん自然な「時間」なのです。

続けられるチカラ ① [時間がない?]

「持続力」といいますが、そもそも、続けるというアクションはありません。行動が続いた後で、その事実を後から「続いた」といいます。時間がない!ということばが口をついてでてきたら、思い出しましょう。「じぶんというコップが一杯ではない?」と。時間ではなく、じぶんの心が一杯なのです。静かにすわってじぶんに聞くだけで変わります。

Isn’t my cup full? (コップ、あふれてない?)

時のかけら [エンパシーム原初体験]

5歳の春。小高い丘陵をのぼっていくと、そこは矢じりの宝庫でした。キラリと光る黒い石は、時のかけらでした。何千年か前にここで暮らしていた人の、時のかけら。じぶんが矢じりになっていた、夢中のかけら。それらは、もうありません。いえ、記憶のかけらになりました。なんどもふりかえることで、じぶんの、時のかけらになっていたのです。

You’re always carrying your time capsules with you.

間をつくること、生きていること。

「間」というのは、生きていることを確かめる時間の区切り、切断、響きである。間は、何か身をまかせた愉快な、やわらいだ、こころよさ、その美感が、ほのぼのと生まれてくる。道を極めるアートやスポーツに匹敵することが、だれでもできる。静かにすわり、じぶんをふりかえること。1日1回、小さな間をつくり、[いま] に委ねること。

Cultivate your moments. [いま]を耕す。

世界は「原因→結果」だけではない

私たちは「原因→結果」という線の考え方に慣れています。一方、「原因と結果をつつむ場の性質」についてはあまり考えません。岩田慶治さんは、こう言います。「飛ぶ鳥が道を間違わないのは、空中に道があるからである。出発点が到達点だったのだ。このことは人生の生死を考えてみれば、よくわかるだろう。表裏一体、生死はひとつなのである。」

Life is not a one-way street.

いまを実感する単位でプラクティス

なぜ、人生の最後になって、[いま] を生きる、というのだろう?それは「いま」の実感をかぞえられないから。実感するために使える道具がないから。これまで、[いま] を実感するための、ちょうどよい単位も、使える道具もありませんでした。ふだんの呼吸の時間で実感の数を数えられるように。それをできるようにするのがエンパシームです。

Practice Empatheme.

間[ま]をつくる①[何をどうすることか?]

間が大切だ、とよく聞きます。間[ま]とは何か? ほどよい距離を保つこと、適切な間隔をつくることです。そのためには、ふだんのプラクティスがいります。その感覚(センス)が身につかないと、急にはできません。空間にせよ、時間にせよ、ほどよい間隔には、そのためのアクションがいります。じぶんの行為によって、[ま]をつくるのです。

Keep clear.(を保て)