植物の声を聞くなんて?(サウンドマシンが気づかせてくれること)
1949年発表のロアルド・ダール短編『サウンドマシン』。クラウスナー氏は、人間の耳には聞こえない高周波の音を捉える機械を発明しました。この機械で植物が傷つけられる時の悲鳴が聞こえます。スコット医師はその話を間に受けません。あなたはどう思いますか?想像・認識の限界、探求心の阻害要因は、じぶんの中、脳のふるまいにあります。
Can you hear?(聞こえる?)
1949年発表のロアルド・ダール短編『サウンドマシン』。クラウスナー氏は、人間の耳には聞こえない高周波の音を捉える機械を発明しました。この機械で植物が傷つけられる時の悲鳴が聞こえます。スコット医師はその話を間に受けません。あなたはどう思いますか?想像・認識の限界、探求心の阻害要因は、じぶんの中、脳のふるまいにあります。
Can you hear?(聞こえる?)
deedは、実際にした行為をふりかえって言うことば。することが大切なのは、あたりまえと思うかもしれません。が、大切なのは、ふりかえることです。ふりかえって確かめることで気持ちがスッキリします。自覚して行為の意味が生まれます。静かに心を整えるルーティンがよいおこないです。今日のひとことを仲間にシェアすると証になります。
Seed your Deed.(ことばを声にだして、おこないの証を)
じぶんに語りかける、声のすることばが心に写り、刻まれます。書く時間がない?実は、時間がないのではありません。ある時間を使うための、かたち(ルーティン)がないのです。声を書く、声で書く、声に書く。時間ではなく、姿勢です。日記は、じぶんへの問いを書く場です。問いを立てることでじぶんが書くべきことに出会えるからです。
Seed your journal.(声を書く、声で書く)
書く、描く、掻く、欠く、画く。いろいろな漢字がありますが、「かく」という音の響きで表される行為には共通点があります。それは指先や道具の先で対象の表面を削ることです。何かを写し、残すことです。「かく」の原義はひとつです。それは、写し込む行為、刻み入れる行為、つくりだす行為。じぶん自身の声が心にうつされる、整流化現象です。
Writing is experiencing.(書くという体験)
天動説は、Geocentrism。 地球を中心にして宇宙の星が動くという見方。一方、地動説は、Heliocentrism。太陽を中心にして、地球が動いているという見方。地動説が正しくて、天動説はまちがっているという知識が定着していますが、本質は「どちらが正しい答えか?」ではなく、全体をどのように見るかです。
Try to see it the other way around.(向こう側から見てみよう)
バーテンダーが10人の注文を一度に受けても平気なのはなぜ?グラスを並べ、その場の状況を利用しているからです。手で並べたグラスの列といっしょに考えているからです。頭だけではありません。道具のおかげで考えられます。道具は使うもの。でも、いっしょに考えてくれる相手です。エンパレットは、絵とことばできっかけをつくるツールです。
Not just your brain. (頭だけじゃない)
何でもルーティンにすることは現実的に不可能です。想像の力でルーティンを補う必要があります。どんな学びにも共通することは、いま、ここで起きていないことを想像することです。相手の身になって感じるような、共感的な想像力を発揮させることが、いわば、修養の共通ルーティンになります。想像のプラクティスをルーティン化することです。
Imginative experiences seed your senses.(想像の体験がセンスを磨く)
ルーティンは学びの土台です。学びは、間違える・うまくいかない体験が最も貴重です。ルーティンづくりのアプリが便利だとしても「まちがえることの大切さ」を忘れないようにしたいもの。私たちは、何かが起こるまではわからない、不確実性と未知の世界を生きています。思い切ってやってみないとわからない世界を生きるための、日課がいります。
No one can live in your stead.(だれもじぶんのかわりには生きられない)
「力を出せ」と言いますが、話は逆です。何かが動いて変化が起こることがチカラです。じぶんひとりで出すものではなく、出ているチカラに気づくことです。静かにすわり、声を出すと気づきます。空気があるから聞こえる。重力があるから坐れる。自然のチカラで生きている、と思えれば、楽になります。身の周りのチカラをいただいているのです。
You’re not alone.(じぶんひとりじゃない)
リスキリング (Reskilling)は、これまでに身につけたスキルとは違う、新しいスキルを身につけることです。英語の学習もリスキリングと捉えると見え方が変わります。これまで、文字に依存した英語の知識スキルを身につけました。これからは文字に依存せずに、音でことばを処理できるスキルへ。英語を使える運用力へのリスキリング。
Act as if you have it.(できるつもりで演じてみよ)