原理を身につける (3) 〇〇〇のやりとり

ことばは相手とのやりとり。セリフを交わすことです。ひとりで考えている時も、脳内でセリフのやりとりを演じています。そのような意識はほとんどないでしょう。身についているからです。私たちはセリフごとに話します。Helloひと言でもひとつのセリフです。ひと息の発話で思いや考えのひとまとまりの音列で表現します。これは根源的です。

原理を身につける (2) 音は「 」い。

言語は声の身体運動。空気の物理現象。そして、脳の認知プロセスです。音声は、瞬間の出来事。発生と同時に刻々と消えます。逆に言うと、ことばとは、消えゆく瞬間にすくいとり、脳内で復元するプロセスです。ふだん意識することのない、聞くという行為は、1秒の間に音列を次々に処理できることなのです。セリフを復元し、再現できることです。

かぞえられる、という力を活かす

「皿の上の果物を足すと、全部で何個ですか?」考えてみると不思議です。なぜ、ちがうものを足すことができるのか?私たちは、視覚、触覚、味覚で、違いを知っています。その一方で、そういう小さいことは、いったん忘れて、つぶのような「もの」として、抽象化する能力も備わっています。「小さいことは忘れて」答えよ、と言っているわけです。

Count anything.(なんでも数えてみよ)

身につけるしくみ ④ (ウラ面)英語を身につける本質

LearningとUnlearningは表裏一体。英語を身につけるには、すでに身についている日本語と切り替えるモードを学ぶ必要があります。日本語という言語の特徴は、カナモジを読むように音をだすことです。それを無意識的に話す技を身につけているのです。英語と日本語のちがいを踏まえて、音を置き換える置プラクティスがいります。

Unlearn your micro actions. (じぶんの小さなふるまいを学び直す)

身につけるしくみ ③ (ウラ面)Unlearningとは?

身につけるためには、すでに身につけているクセや習慣に気づく(unlearning)がいります。外国語の学習はその典型です。英語がうまくできないのは、プラクティスの回数が足らないだけはありません。日本語の音やリズムが身についていて、無意識にしゃべれるからです。日本語の特徴を、英語の特徴と入れ替えるような学習がいるのです。

Learn to unlean.(学び直すことを学ぶ)

Life is adventure. (5) (未知を愛する練習が人生の核心)

「心から愛することだけが乗り越えられる」と、リオネル・メッシ選手は言います。十分に愛することしか、乗り越えられないのはなぜ?あきらめてしまうからです。頭で考えたら苦しいことは止めるほうが合理的に決まっています。練習を愛することです。十分に練習が好きになれば乗り越えられます。「うまくいかない」ことを大切に思うことです。

I love what I do. I love being in training.(練習が好きなんだ)

強烈な痛みには理由がある(養生をルーティン化する)

身体の健康は気力の必要条件です。血の巡りは最重要です。血液は20秒で身体を一周します。1分で3回転です。それが1回転しかしなかったら相当な影響になります。身体内は対数だと言われます。3倍の違いは1000倍の違いかもしれません。養生とは細やかな配慮です。手入れをルーティンにすることです。痛みほど学べるものはありません。

Keep yourself warm.(身体を冷やさないこと)

人間とコンピュータの共生と協働(リックライダー博士との対話)

いまから60年も前に、人間とコンピュータの共生を構想した人、ジョセフ・リックライダーさんとの仮想対話です。共生ということばはあるけれど、テクノロジーの進歩に人間の思想が追いついていません。人間の社会が乗り越えていくべき課題があります。でもAI化が進めば、じぶんが生きる以外はないことはより明らかになるでしょう。

Imagination takes you anywhere.(想像はどこでもドア)

音楽の統計でふりかえるじぶん

T君は言います。「Spotifyで聴いています。年末、年間のリスニング統計データが送られてきます。40,000分(655時間)。500アーティスト、1500曲。Top5で50%。Top10で65%ぐらい。」T君のTop10、集中度が高く、何かに似ています。私たちが使っている単語の使用頻度。Top 100の単語で65%。

Music is who you are.(音楽でじぶんがわかる)

火星に帰ったよ [心の宇宙を共にゆく]

「ぼくは火星に帰る、てね、いつもゆうてたんで。エンパシームで、毎朝、息子に今日のエンパレットを読んで、それを毎日、語りかけるようになって、みなさんとつながって、「ほんまにおるんちゃうかな。」「ケイタになった気分や!」そう言われた時、すごくうれしかったです。」ケイタくん、レイ・ブラッドベリの『火星年代記』に出てきますよ!

We are the universe.(私たちが宇宙)