直球という変化球

習慣の「フレーム」をつくるもの。

ことばを使う回数が、そのフレームを強固にします。

こんな会話を思い浮かべてみてください。

のびた:ドラえもん、170キロの剛速球だって。

ドラえもん:あ、大リーグ野球の話ね。すごいね。

の:球が浮かび上がってくるんだって。

ド:なるほど。

の:ほんとに上がってくるの?

ド:そもそも、直球というのは、実は変化球だからね。

の:え?直球ってまっすぐ進むボールってことじゃないの?

ド:直球と呼んでいるけど、投げたボールはまっすぐ飛ばないよ。

の:どうして?まっすぐ行かず、曲がるのは変化球でしょ?

ド:うん、いちおうそういうことになっている。

Try it The Other Way Round ② さかさまにしてみる

The other way around.(さかさまに)

「① くるくる反転」は、(実はリンゴではなく、キウイの皮でしたが)くるくると巻いた皮が途中反転している様子は、「じぶんの姿を映す鏡」だと言いました。

ふだんの考え方の枠組みに気づく、きっかけになる、という意味です。

今日は、グーグル・アース(Google Earth)であそんでみましょう。(注1)

いま、宇宙空間を漂っています。
北極の上からながめるか、南極の上から地球をながめるか。

挿絵の写真、どこだかわかりますか?

Try it The Other Way Round ① くるくる反転

The other way around.(さかさまに)

ドラえもん:のびちゃんさ、リンゴの皮、ぜんぶきれいにむける?
のびた:むけるよ。それが?
ド:むいた後、どうなっている?
の:おいしそうなリンゴが待っている!
ド:実のほうじゃなくて、皮は?
の:皮?
ド:そう。どうなっている?
の:くるくるまいてる。
ド:よく見たことある?
の:ないなぁ。皮は捨てるもんでしょ。
ド:不思議なことがあるんだよ。
の:え?どんな?

じっとする、を学ぶ。

朝露に濡れた艶やかなオリーブの実。

オリーブの木にも、人間とおなじように寿命があります。

樹齢10年から12年で実をつけはじめ、最盛期は20年から40年。
50年を過ぎるとペースが落ち、80年を越えると衰えていきます。

植物の寿命は、四季にあわせて見られる草花から、森の中で何千年もどっしりといきている大樹までさまざまです。
4万年の寿命をもつ植物もあると言われます。

私たち、動物の世界はどうでしょうか。

高木由臣さんは、こう言います。

「寿命という生命現象に関わる法則。その中でいちばん有名なのは、なぜゾウはネズミより長生きかという疑問への答えとして引き合いにだされる「大型動物ほど寿命が長い」という法則だろう。」

じぶんをふりかえる SEPW

How many times do you do it in life?

人生でいちばん多くすることは?

こう言いかえてみたらどうでしょう?

毎日の生活で、いちばん多く行くところは?

そう、トイレですね。

辨野義己さんは、このように言います。

・腸内細菌の種類は1000以上ある。

・1人のヒトの腸内に600兆~1000兆個。

・99%以上の菌は、未知の菌。

・地球上の微生物の重さを合わせると、地球全体の重量の3分の1。

・腸内環境には、精神的なストレスも大きな影響を与える。

・トイレはカラダからの「お便りどころ」。

・自分の健康を知るうえでいちばん大事な手段。

じぶん・じかんプラクティス③(数学からのヒント)

の:ねえ、ドラえもん。数ってどこにあるの?

ド:1、2、3、っていう数のこと?
の:そう。
ド:のびちゃんの頭の中だよ。
の:1時間とか30日とかの数は?
ド:1とか、30という「もの」があるわけじゃないよ。
の:じゃ、何なの?
ド:人間が想像でつくりだす概念。
の:想像なの?
ド:そう。数えるという行為を頭の中で行う、その想像力。
の:じゃあ、頭の中にあるんじゃない?
ド:そう言ってもいいけど。脳も身体の一部で、まわりの世界とやりとりしているわけだから、心の働きが生み出している、といった方がいいと思うな。
の:数えるというのは、心で数えているの?
ド:そうだよ。その力はみんなに備わっている。

じぶん・じかんプラクティス①(物理学からのヒント)

Time doesn’t fly.

じかんは、「ない」。

え?

「時間の流れは、物理的に存在するのではない。心の中で流れる。」

吉田伸夫さんは、このように言います。

「現代物理学の知見によれば、現在という特別な瞬間は存在しない。物理的に現在は存在しないのに、心理的には現在しか存在しないのはなぜか?それは、時間は無意識下で再構成されるからだ。」

「球速の遅い投手でも、ボールが手を離れてからベース上を通過するまで0.5秒程度しか掛からないのに、バッターがボールを打ち返せるのはなぜか?無意識下に予測しているから。」

「熱いと感じたから手を引っ込めた、という出来事があった時、脳は、これを「熱いという知覚があったから手を引っ込めた」という時間に沿ったストーリーに作り替えて記憶する。」

身体で覚える (後編)

「身体で覚える(前編)」文字を読むことだけに偏っている、と書きました。

すべての学びに共通する「秘訣」があります。
もっと身体を使い、小脳を活かすことです。

Learn to practice. Practice to learn.(プラクティスを学ぶ。プラクティスで身につける)

母語ではない、第二言語の習得。
たとえば、英語の学習は、この典型です。

ことばはオトでできています。
身体にはもともと、ことばを出す器官はありませんでした。
私たちの祖先は、息の風を利用してオトをつくり、パターンをつくる発明をしたのです。
それが、言語です。
先輩にあたる、ほかのいろいろな動物をまね、学んだのでしょう。

眠りはいのち③ 夢は創作ノート

眠りはいのち。4回シリーズの3回目は、夢についてお話しします。

のびた:ねえ、ドラえもん、なんでどっちも夢って言うの?
ドラえもん:どっちもって何と何のこと?
の:眠ってみる夢も、希望の夢も。
ド:うーん、似ているからじゃない?
の:眠っている時の夢は変な話ばかりだけど。
ド:変な話っていうのは、自由にいろんなことが起きるってことだよね。
の:ねがう方の夢も自由に起きるの?
ド:未知のことに出会うってことだよ、きっと。
の:そうか。これまで知らなかったことが起きるっていうことか。
ド:Live your dream. ってことばがある。
の:あ、前にエンパレットに出てきたね。
ド:ねがう方の夢は見るんじゃなくて、生きるもの。
の:じゃ、眠る方の夢は?
ド:眠る方も、夢で創造しているから、おなじだね。
の:夢を生きているの?眠っている時も。

身体で覚える (前編)

新年、おめでとうございます。

2020年は、「毎日がプラクティス」から始めました。
今年は、あたらしい学びの年にしたいですね。

Learn to practice. Practice to learn.(プラクティスを学ぶ。プラクティスで身につける)

スポーツ、楽器の演奏、職人の技。
学んで身につけるために、必要なことは?
説明はいりませんね。
何度もくりかえしくりかえし、身体で覚えることです。

学習とは、学んで習うことです。
学ぶとは、まず手本をまねて、くりかえすこと。
うまくいかないことを、何度もやっていくプロセスです。